変形性膝関節症による痛みを軽減
札幌初の「ラジオ波治療」が好評
国道36号線沿いで約20年にわたり地域医療に貢献する紺野整形外科クリニック。髙田晃理事長・院長の専門である肩関節などの上肢疾患から、股関節や膝関節の治療など整形外科疾患に幅広く対応。
また、新しい治療法も積極的に導入し、2023年6月から保険適用となった、変形性膝関節症の痛みを軽減する「ラジオ波治療」を開始。この治療法を実施している医療機関は道内では3カ所しかなく、同院は札幌で初めて導入した。ラジオ波治療は、変形性膝関節症と診断を受け、6カ月以上保存治療を続けても痛みが良くならないという患者を対象に、エコーで観察しながら膝の痛みを伝える神経(膝の内側2カ所と外側1カ所)に電極針を刺し、ラジオ波という電流を通電させて神経を焼くことによって痛みを遮断するという方法だ。ただし、この方法で高い治療効果を得るためには、術者のエコーによる診断力と、取り扱うための特殊なスキルが必要となるが、髙田理事長・院長はエコーの取り扱いに精通し、検査・診断にも豊富な経験を持ち、ラジオ波治療はこれまでに100例を超える。「痛みが全くなくなることはありませんが、米国で実施された臨床試験では、痛みの程度が半分になったという割合は74%と報告されています。当院では、治療方法や効果などを詳しく説明した上で患者さん自身に選択していただいていますが、治療を受けた患者さんからは〝痛くはなかった〟〝痛みが減って楽になった〟と喜んでいただいています」と話す。
ラジオ波治療の問い合わせ・申し込みは、電話がお勧め。この場合1回の受診で、治療後はそのまま歩いて帰ることができる。「膝の痛みでお悩みの方、年のせいと諦めている方、ぜひ一度ご相談ください」(髙田理事長・院長)。
また、新しい治療法も積極的に導入し、2023年6月から保険適用となった、変形性膝関節症の痛みを軽減する「ラジオ波治療」を開始。この治療法を実施している医療機関は道内では3カ所しかなく、同院は札幌で初めて導入した。ラジオ波治療は、変形性膝関節症と診断を受け、6カ月以上保存治療を続けても痛みが良くならないという患者を対象に、エコーで観察しながら膝の痛みを伝える神経(膝の内側2カ所と外側1カ所)に電極針を刺し、ラジオ波という電流を通電させて神経を焼くことによって痛みを遮断するという方法だ。ただし、この方法で高い治療効果を得るためには、術者のエコーによる診断力と、取り扱うための特殊なスキルが必要となるが、髙田理事長・院長はエコーの取り扱いに精通し、検査・診断にも豊富な経験を持ち、ラジオ波治療はこれまでに100例を超える。「痛みが全くなくなることはありませんが、米国で実施された臨床試験では、痛みの程度が半分になったという割合は74%と報告されています。当院では、治療方法や効果などを詳しく説明した上で患者さん自身に選択していただいていますが、治療を受けた患者さんからは〝痛くはなかった〟〝痛みが減って楽になった〟と喜んでいただいています」と話す。
ラジオ波治療の問い合わせ・申し込みは、電話がお勧め。この場合1回の受診で、治療後はそのまま歩いて帰ることができる。「膝の痛みでお悩みの方、年のせいと諦めている方、ぜひ一度ご相談ください」(髙田理事長・院長)。
- 理事長・院長/髙田 晃氏
- 1998年自治医科大学医学部卒業。岩手医科大学整形外科入局。2014年いとう整形外科病院(札幌市)勤務を経て、23年4月より現職。日本整形外科学会専門医。日本スポーツ協会公認スポーツドクターほか

