時代のニーズに応え、さらなる飛躍と
質の高い治療水準で地域医療に貢献
東胆振・日高の医療に不可欠な存在として進化を続ける苫小牧日翔病院。地域に根差した常勤医と北大病院から毎日赴任する出張医が協業することで時代に応じた最善の医療の提供に努めている。医療スタッフも病床規模に対して十分な人数を確保しチーム医療にまい進している。
急性期医療に加え同病院は透析医療も充実。担当医4人に加え各診療科専門医の支援を得られる体制を整え、透析医療の基幹病院として知られ、道内で3番目の大規模施設となる。
かねてから医療機器や情報機器の整備にも積極的で、経鼻内視鏡やPACS(画像情報システム)は地域で最初に導入し、数多くの医療機器を毎年更新・拡充投資を行っている。
2024年10月には皮膚レーザーをピコウェイ(PICOway)に更新。ピコ秒(1兆分の1秒)という極めて短い時間でのレーザー治療に加え、熱発生がほとんどなく、皮膚へのダメージを最小限に抑え太田母斑・異所性蒙古斑・外傷性色素沈着症の治療ほか、シミ(老人性色素斑)・そばかす(雀卵斑)の治療を低侵襲で、より安全に治療が効果的になった。
また、翌年3月には乳がんの早期発見を目指しマンモグラフィを最新モデルに更新したのに加えCADも導入。高度なAI技術により、乳がんの疑われる微小石灰化クラスタや腫瘤などを自動で検出し、肉眼では発見が困難な細かい病変の早期発見に貢献する。電子カルテなどHIS(病院情報システム)もあり、診療情報を正確・迅速に共有している。
舘山美樹理事長は「人材の強化と最新の医療機器の更新を続けることで、都市部格差をなくし、この地域で全国標準以上の医療を受けられるよう努めたい」と話す。
急性期医療に加え同病院は透析医療も充実。担当医4人に加え各診療科専門医の支援を得られる体制を整え、透析医療の基幹病院として知られ、道内で3番目の大規模施設となる。
かねてから医療機器や情報機器の整備にも積極的で、経鼻内視鏡やPACS(画像情報システム)は地域で最初に導入し、数多くの医療機器を毎年更新・拡充投資を行っている。
2024年10月には皮膚レーザーをピコウェイ(PICOway)に更新。ピコ秒(1兆分の1秒)という極めて短い時間でのレーザー治療に加え、熱発生がほとんどなく、皮膚へのダメージを最小限に抑え太田母斑・異所性蒙古斑・外傷性色素沈着症の治療ほか、シミ(老人性色素斑)・そばかす(雀卵斑)の治療を低侵襲で、より安全に治療が効果的になった。
また、翌年3月には乳がんの早期発見を目指しマンモグラフィを最新モデルに更新したのに加えCADも導入。高度なAI技術により、乳がんの疑われる微小石灰化クラスタや腫瘤などを自動で検出し、肉眼では発見が困難な細かい病変の早期発見に貢献する。電子カルテなどHIS(病院情報システム)もあり、診療情報を正確・迅速に共有している。
舘山美樹理事長は「人材の強化と最新の医療機器の更新を続けることで、都市部格差をなくし、この地域で全国標準以上の医療を受けられるよう努めたい」と話す。

- 理事長・院長/舘山 美樹氏
- 1982年北里大学医学部卒業。道内主要病院勤務を経て北大第3内科入局。95年苫小牧日翔病院勤務、2005年同院副院長、15年院長、16年理事長就任