高度な急性期総合医療と専門医療で
地域の健康と安心を支える基幹病院
開院以来、高度な急性期総合医療と専門医療を提供して36年目を迎えた。「患者主体の医療」を基本理念に「地域に開かれた信頼される病院づくり」に取り組み、35の診療科により、地域の基幹病院として大きな役割を果たしている。
2019年に在宅亜急性期を担う訪問看護室として「短期訪問看護室りんく」を開設。「急性期から看護をつなぐ」をコンセプトに、退院患者がスムーズに在宅医療へ移行できるよう支援を行っている。
先端技術の導入にも積極的で、道内で初導入した鏡視下手術支援ロボットの症例数は22年に泌尿器科で1400例を超え、21年10月からは「ロボット支援腹腔鏡下膵体尾部腫瘍切除術」を保険適用で開始。道内で初めて施行した経カテーテル的大動脈弁留置術(TAVI)も、24年5月末日時点で440例を実施している。
19年からは腫瘍に放射線量を集中照射できる強度変調放射線治療(IMRT)専用の治療装置を導入し、高速素粒子から発生するX線や電子線で治療を行う装置との2台体制で最適な治療を提供している。20年1月に指定を受けたがんゲノム医療連携病院として、北大病院と連携しつつ網羅的遺伝子検査を実施。21年1月から臨床遺伝専門医も常勤し、幅広いがん腫の治療に対応できる体制を整備している。
また、21年1月から不育症の専門医を迎え、さらなる治療の充実を図っている。4月には脊椎の専門医を迎え、先天性から事故などによる後天性の脊椎疾患の治療も開始している。
地域の周産期医療にも力を入れ、従来のハイリスク妊娠に加え、正常分娩にも積極的に対応。ドクターヘリ基地の機能を生かし、全道を見据えた乳幼児・小児重症患者の救急医療にも力を注ぐ。
2019年に在宅亜急性期を担う訪問看護室として「短期訪問看護室りんく」を開設。「急性期から看護をつなぐ」をコンセプトに、退院患者がスムーズに在宅医療へ移行できるよう支援を行っている。
先端技術の導入にも積極的で、道内で初導入した鏡視下手術支援ロボットの症例数は22年に泌尿器科で1400例を超え、21年10月からは「ロボット支援腹腔鏡下膵体尾部腫瘍切除術」を保険適用で開始。道内で初めて施行した経カテーテル的大動脈弁留置術(TAVI)も、24年5月末日時点で440例を実施している。
19年からは腫瘍に放射線量を集中照射できる強度変調放射線治療(IMRT)専用の治療装置を導入し、高速素粒子から発生するX線や電子線で治療を行う装置との2台体制で最適な治療を提供している。20年1月に指定を受けたがんゲノム医療連携病院として、北大病院と連携しつつ網羅的遺伝子検査を実施。21年1月から臨床遺伝専門医も常勤し、幅広いがん腫の治療に対応できる体制を整備している。
また、21年1月から不育症の専門医を迎え、さらなる治療の充実を図っている。4月には脊椎の専門医を迎え、先天性から事故などによる後天性の脊椎疾患の治療も開始している。
地域の周産期医療にも力を入れ、従来のハイリスク妊娠に加え、正常分娩にも積極的に対応。ドクターヘリ基地の機能を生かし、全道を見据えた乳幼児・小児重症患者の救急医療にも力を注ぐ。
- 院長/古田 康氏
- 1984年北海道大学医学部卒業。2022年4月手稲渓仁会病院院長就任。日本耳鼻咽喉科学会認定専門医・専門研修指導医・代議員、日本頭頸部外科学会頭頸部がん専門医・指導医