北海道、札幌市、旭川市、滝川市、苫小牧市、岩見沢市、函館市の病院情報
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　手稲渓仁会病院は、開院以来36年間、地域住民に信頼される医療を提供してきた。同病院の基本理念は「患者主体の医療」であり、患者一人一人の要望や状態に寄り添った治療を行うとともに、「地域に開かれた病院づくり」を目指し、地域医療を支える中核病院として重要な役割を果たしている。
　同病院の特徴としては、急性期医療から専門的な治療まで幅広く対応し、35の診療科を通じて地域住民の健康を守っていることが挙げられる。特に、急性期の治療が必要な患者には最先端の医療技術を駆使し、迅速かつ的確な治療を行っている。道内初となる鏡視下手術支援ロボットの導入や、経カテーテル的大動脈弁留置術（TAVI）など、難易度の高い手術も行うなど、患者にとって最適な治療を提供している。
　さらに、救急医療の分野では24時間体制で救急搬送患者の受け入れを行い、ドクターヘリ事業を通じて広範囲での緊急対応を可能とし、迅速かつ高度な医療提供を通じて、地域住民の命を守る体制を整えている。
　がん治療にも力を入れており、がんゲノム医療連携病院として最新の遺伝子検査を実施し、個別化医療を進めている。さらに、腫瘍への放射線治療には強度変調放射線治療（IMRT）を導入し、より精度の高い治療を提供している。
「当病院では、急性期医療のみならず、『治す医療』から『治し支える医療』への対応として、在宅亜急性期医療を担う『短期訪問看護室りんく』を開設し、退院後の患者さんがスムーズに在宅医療に移行できるよう支援しています。これからも当病院は、医療技術の向上に努め、地域医療の発展に貢献してまいります。何かお困りの事があれば、どうぞお気軽にご相談ください」（古田康院長）