全床回復期リハビリに転換
在宅復帰支援を強化
イムス札幌リハビリテーション病院は、基本理念である「地域から必要とされ、愛し愛される病院」を目指し、心不全や呼吸不全など多くの合併症に対応できるよう、一般内科のほか、循環器内科、血液内科、呼吸器内科、整形外科、リハビリテーション科、泌尿器科などの各専門医が勤務している。また、重度認知症に対しては認知症認定看護師を中心に院内デイケアを設置し、集中的なリハビリテーションを行いながら、患者の自宅復帰や社会復帰を強力に支援している。
2023年7月に「リハビリテーションパーク」を開設。北海道の豊かな自然の中で多種多様な環境での歩行練習を実施するために開設されコースは全長720mにも及び、自宅以外で生活課題とシーンに合わせた難易度の高い歩行練習が可能となっている。同年12月には「天井走行レール歩行免荷システムXY型」を導入。腰や膝への負担を軽減して早期から「自然な歩行」姿勢の訓練が可能となった。直線距離は24mと現時点で国内最長となっている。
さらに24年7月に社会のニーズに対応するため、150床全てを回復期リハビリテーション病床とした。病床転換に向けては①早期に質の高い移動手段の獲得②生きがいを感じる楽しさプロジェクト③経口摂取の獲得を目指した摂食嚥下リハビリの充実という、3つの重点項目を設けて全スタッフが一丸となって支援している。重点項目の実現には、最新リハビリ機器の有効活用、院内デイケアの充実、多職種による食事支援と積極的な介入を実施している。
橫尾彰文院長は「種々の合併症に対応した医療看護、質の高いリハビリスタッフ、充実した設備をしっかりとアピールしていきたい」と話す。
2023年7月に「リハビリテーションパーク」を開設。北海道の豊かな自然の中で多種多様な環境での歩行練習を実施するために開設されコースは全長720mにも及び、自宅以外で生活課題とシーンに合わせた難易度の高い歩行練習が可能となっている。同年12月には「天井走行レール歩行免荷システムXY型」を導入。腰や膝への負担を軽減して早期から「自然な歩行」姿勢の訓練が可能となった。直線距離は24mと現時点で国内最長となっている。
さらに24年7月に社会のニーズに対応するため、150床全てを回復期リハビリテーション病床とした。病床転換に向けては①早期に質の高い移動手段の獲得②生きがいを感じる楽しさプロジェクト③経口摂取の獲得を目指した摂食嚥下リハビリの充実という、3つの重点項目を設けて全スタッフが一丸となって支援している。重点項目の実現には、最新リハビリ機器の有効活用、院内デイケアの充実、多職種による食事支援と積極的な介入を実施している。
橫尾彰文院長は「種々の合併症に対応した医療看護、質の高いリハビリスタッフ、充実した設備をしっかりとアピールしていきたい」と話す。

- 院長/橫尾 彰文氏
- 富山医科薬科大学卒業。イムス札幌消化器中央総合病院副院長などを経て2017年より現職。日本専門医機構認定泌尿器科専門医。日本泌尿器科学会認定指導医