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　脳疾患全般の診療に豊富な経験を持ち、基幹病院と変わらない医療の提供に努めている吉田英人院長。外来での脳血管障害の画像診断と治療はもちろん、特に脳卒中予防という観点から生活習慣病の治療に積極的に取り組んでいる。「これまで多くの手術を手掛け、さまざまな患者さんを診てきましたが、中でも再発する患者さんの多くが生活習慣病のコントロールができていないのです。脳卒中の多くは重篤な後遺症が残り、介護を要する原因の第1位です。その意味でも脳卒中の原因となる生活習慣病の治療は重要です」と話す。
　また吉田院長は、中空知地域で唯一の日本頭痛学会認定頭痛専門医の資格を持ち、女性に多い片頭痛、慢性化しやすい反復性緊張型頭痛、三叉神経自律神経性頭痛など、頭痛の診断・治療にも力を注ぐ。「頭痛程度と市販薬で済ませている方は多く、それで痛みが治まれば良いのですが、なかなか治らないからと飲み続け、逆に悪化させてしまっていることがあります。1日1錠以上、月10日以上頭痛薬を服用している方は、頭痛専門医に相談することをお勧めします」と話す。その一方、「そもそも頭痛は痛み止めで治まりさえすれば良いというものではありません」と、新しい注射剤なども使いながら、頭痛の予防治療にも積極的に取り組み、近隣市町からも頭痛に悩む患者が数多く訪れている。
　さらに、日本認知症学会認知症専門医の資格も持ち、高齢化にともない増加傾向にある認知症の診断・治療にも積極的だ。「最近ちょっと物忘れが気になるという方もお気軽にご相談ください」。
　しびれやめまい、顔面けいれん、脳卒中後などの障害に対する通院リハビリの要望や、脳ドックにも対応しており、地元はもちろん、中空知地域の信頼も集めている。