良質で誠実な医療の提供を目指し
患者サービスの向上に努める
市立芦別病院は1950年に北海道厚生連芦別厚生病院から移管し、町立芦別病院として開設。88年に全面改築工事により現在地に移転。その後、96年に循環器科、人工透析室を新設し、現在に至る。
病院の理念である「良質で誠実な医療の提供」を目指すため、最新の医療機器を導入して医療水準の向上を図る一方、より安全で分かりやすく、さらなる質の高い医療サービスを提供するため、中空知地域内の自治体病院間で医療情報を共有するシステム「そら‐ねっと」にも参加している。
また、急性期治療後の患者や病状が安定した患者に対して、在宅や介護施設への復帰を支援するため、一般病棟に「地域包括ケア病床」を開設し、在宅復帰に向けての治療・支援を行うとともに、退院支援、退院後のケアについてサポートしている。
2023年4月には訪問看護ステーションを市介護高齢課から同病院に移行し、在宅医療充実のための整備も行われている。
同病院では、近年の医師、看護師不足の影響により、病床規模を縮小して運営する中、関連する大学病院からの医師派遣のほか、近隣の自治体病院や民間医療機関との連携も進めている。看護師を確保するため、子育て中であっても安心して働けるように「院内保育所」を開設。市内の民間病院と共同で運営している。
また、21年4月には経営形態の見直しを行い、地方公営企業法の全部適用に移行したことにより、人事および経営改善への迅速な対応が可能となるなど、さらなる患者サービスの向上に努めている。同病院では地域との密接なつながりを重視しながら、中核病院としての機能を発揮すべく、今後も積極的に市民も参加できる病院運営を目指している。
病院の理念である「良質で誠実な医療の提供」を目指すため、最新の医療機器を導入して医療水準の向上を図る一方、より安全で分かりやすく、さらなる質の高い医療サービスを提供するため、中空知地域内の自治体病院間で医療情報を共有するシステム「そら‐ねっと」にも参加している。
また、急性期治療後の患者や病状が安定した患者に対して、在宅や介護施設への復帰を支援するため、一般病棟に「地域包括ケア病床」を開設し、在宅復帰に向けての治療・支援を行うとともに、退院支援、退院後のケアについてサポートしている。
2023年4月には訪問看護ステーションを市介護高齢課から同病院に移行し、在宅医療充実のための整備も行われている。
同病院では、近年の医師、看護師不足の影響により、病床規模を縮小して運営する中、関連する大学病院からの医師派遣のほか、近隣の自治体病院や民間医療機関との連携も進めている。看護師を確保するため、子育て中であっても安心して働けるように「院内保育所」を開設。市内の民間病院と共同で運営している。
また、21年4月には経営形態の見直しを行い、地方公営企業法の全部適用に移行したことにより、人事および経営改善への迅速な対応が可能となるなど、さらなる患者サービスの向上に努めている。同病院では地域との密接なつながりを重視しながら、中核病院としての機能を発揮すべく、今後も積極的に市民も参加できる病院運営を目指している。
- 病院事業管理者/羽根田 俊氏
- 1976年3月北海道大学医学部卒業。その後、旭川医科大学内科学助教授、市立根室病院長、富良野協会病院長等を歴任し、2018年4月から当院に勤務。21年4月から現職