急性期から慢性期、地域リハビリまで
「治療共同体」の実現を目指す
1983年に150床の精神科病院としてスタートした札幌トロイカ病院は、2024年4月で開設41周年を迎えた。その間、「精神善用」「自他共栄」の精神に基づいた「社会療法」という独自の治療理念のもと、スタッフや設備の充実、精神科後方病院としての機能強化、リハビリ医療の向上を図りながら地域に信頼される医療と福祉の拡大・拡充を図ってきた。現在、精神科救急病棟60床、精神療養病棟119床、特殊疾患病棟180床、認知症治療病棟60床の計419床を有している。
医療観察法に基づく「指定通院医療機関」として北海道内における中心的役割を担い、認知症外来の開設、障害者自立支援法に基づく事業所の開設など、時代に即して的確に対応し、地域社会が求める各種サービスを整えている。「いかなる患者さんの診療・受け入れも拒否しない」を基本に、10歳代から老年までの急性期・回復期・リハビリ期など、病状経過に合わせた総合的治療を実施している。「スーパー救急病棟」と呼ばれる精神科救急病棟では、急性期症状の患者に積極的な対応をしている。リハビリテーションセンターでは、作業療法士や公認心理師、音楽療法士など多分野の専門職によるチーム医療で早期の社会復帰に向けた多様なプログラムを組んでいる。関連施設として、病院に併設する介護老人保健施設ぼだい樹(100床)をはじめ、精神科デイケア・ナイトケア・デイナイトケアゆうあい広場、重度認知症デイケアたいよう、認知症対応型共同生活介護「まいホーム川下」、「まいホーム川北」「まいホーム川北二番館」自立支援事業所ゆうゆう、自立生活を目指す援護寮三心館・元町館・米里館などを開設。また、21年4月に有田編理医師が院長に就任した。
医療観察法に基づく「指定通院医療機関」として北海道内における中心的役割を担い、認知症外来の開設、障害者自立支援法に基づく事業所の開設など、時代に即して的確に対応し、地域社会が求める各種サービスを整えている。「いかなる患者さんの診療・受け入れも拒否しない」を基本に、10歳代から老年までの急性期・回復期・リハビリ期など、病状経過に合わせた総合的治療を実施している。「スーパー救急病棟」と呼ばれる精神科救急病棟では、急性期症状の患者に積極的な対応をしている。リハビリテーションセンターでは、作業療法士や公認心理師、音楽療法士など多分野の専門職によるチーム医療で早期の社会復帰に向けた多様なプログラムを組んでいる。関連施設として、病院に併設する介護老人保健施設ぼだい樹(100床)をはじめ、精神科デイケア・ナイトケア・デイナイトケアゆうあい広場、重度認知症デイケアたいよう、認知症対応型共同生活介護「まいホーム川下」、「まいホーム川北」「まいホーム川北二番館」自立支援事業所ゆうゆう、自立生活を目指す援護寮三心館・元町館・米里館などを開設。また、21年4月に有田編理医師が院長に就任した。
- 理事長/有田 矩明氏
- 京都大学医学部卒業。オランダ・英国の病院勤務、法務省矯正局技官などを経て1983年開設。精神保健指定医。日本精神神経学会専門医。日本老年精神医学会専門医など