的確な診断をするため対話を重視
何でも話せる、整形外科のかかりつけ医を目指す
膝や肩、頸、腰の痛みをはじめ、整形外科疾患全般に対応する、ひらいわ整形外科クリニック。地域住民の高齢化にともない、骨粗しょう症患者の増加を危惧する平岩哲郎院長。「寝たきりになって骨が弱り、骨折する症例が増えています。骨折すると、普通の生活が困難になりますので、早期発見、早期治療が不可欠です」と話す。そのため、精度の高い測定が可能な骨密度装置を導入。同時に患者自身が手軽に自宅で行える、転倒・腰痛予防体操などが記載されたパンフレットを配布して予防策を積極的に推進。さらに日本骨粗鬆症学会認定の「骨粗鬆症マネージャー」に認定された看護師も在籍する。これは、より充実した骨粗しょう症の予防、診断と治療を提供して、超高齢社会における健康格差の縮小と健康寿命の延伸に貢献することを目指す、骨粗しょう症領域の専門スタッフである。同院ではハード・ソフト両面から骨粗しょう症の予防と再発防止、症状がさらに悪化しないよう、健康年齢の維持に努めている。
- 院長/平岩 哲郎氏
- 2000年札幌医科大学医学部卒業。同大整形外科教室入局、室蘭市立病院を経て、18年1月ひらいわ整形外科クリニック開設。日本整形外科学会専門医