さらなる高みへ
協奏型医療の取り組み
外来診察を行いながら2023年度の内視鏡検査実績は3500件超、大腸カメラ検査の精度の指標となる腺腫発見率も59%と高水準を獲得し、道内でも稀有な検査実績を上げている同院。
瀧澤初院長にその原動力について話を聞いた。「医師、CFO、看護師、受付事務がそれぞれの専門性を発揮しつつ、協力しながら質の高い医療を実現していることが大きいと思います。これは演奏者それぞれが役割を果たしながら、共に一つの曲を演奏するオーケストラをイメージすると分かりやすいでしょう。この取り組みを、私は“協奏型医療”と呼びます」。
協奏型医療の具体的な内容を伺った。「例えば、医師は受診者と正面から向き合い、疾患の本質・原因に迫ります。看護師は精度の高い問診、スピードと質の両立、受診者に寄り添うだけでなく個々人の状況を深く理解した上できめ細やかに対応し、また多岐にわたるスキルを駆使しながら自身の業務をこなしつつ、常に周囲の状況にも留意しています。受付事務は、窓口業務に留まらず、受診者の様態を瞬時に把握しての臨機応変な対応、院長・CFO・看護師との縦横な連携、先読み力、そして勤勉性 (疾患、薬剤の知識習得)などがあります。CFOは、経営戦略および事業計画を策定し定性と定量面から推進・支援。これらが調和していることです。
こうした思考や行動は数値化することは困難ですが、組織全体のパフォーマンスに大きく貢献し、協奏型医療を推進する上で不可欠な要素です。これをクリニックの財産である“無形価値”として捉え、積極的に業務に取り込んでいます。協奏型医療を基盤とし、医師、CFO、看護師、受付事務のもつ無形価値を有機的に結びつけ、質の高い診療を提供します」と語る。
瀧澤初院長にその原動力について話を聞いた。「医師、CFO、看護師、受付事務がそれぞれの専門性を発揮しつつ、協力しながら質の高い医療を実現していることが大きいと思います。これは演奏者それぞれが役割を果たしながら、共に一つの曲を演奏するオーケストラをイメージすると分かりやすいでしょう。この取り組みを、私は“協奏型医療”と呼びます」。
協奏型医療の具体的な内容を伺った。「例えば、医師は受診者と正面から向き合い、疾患の本質・原因に迫ります。看護師は精度の高い問診、スピードと質の両立、受診者に寄り添うだけでなく個々人の状況を深く理解した上できめ細やかに対応し、また多岐にわたるスキルを駆使しながら自身の業務をこなしつつ、常に周囲の状況にも留意しています。受付事務は、窓口業務に留まらず、受診者の様態を瞬時に把握しての臨機応変な対応、院長・CFO・看護師との縦横な連携、先読み力、そして勤勉性 (疾患、薬剤の知識習得)などがあります。CFOは、経営戦略および事業計画を策定し定性と定量面から推進・支援。これらが調和していることです。
こうした思考や行動は数値化することは困難ですが、組織全体のパフォーマンスに大きく貢献し、協奏型医療を推進する上で不可欠な要素です。これをクリニックの財産である“無形価値”として捉え、積極的に業務に取り込んでいます。協奏型医療を基盤とし、医師、CFO、看護師、受付事務のもつ無形価値を有機的に結びつけ、質の高い診療を提供します」と語る。
- 院長/瀧澤 初氏
- 帯広柏葉高校卒業。琉球大学医学部卒業。帯広厚生病院、国立がんセンター中央病院など勤務を経て、2020年8月開院。日本内科学会総合内科専門医。日本消化器内視鏡学会専門医・指導医ほか