二次救急医療から健診、リハビリまで、
地域に欠かせない医療を幅広く提供
「十勝・帯広に必要な医療機関であり続ける」を理念に掲げる帯広協会病院(北海道社会事業協会帯広病院)。1937年の開設以来、二次救急医療機関として急性期医療を提供する一方、2000年に「地域センター病院」、01年に「地域周産期母子医療センター」、16年に「北海道がん診療提携指定病院」の指定を受けるなど、地域に欠かせない医療機関となっている。
標榜しているのは内科・消化器内科・循環器内科・呼吸器内科・腫瘍内科・小児科・外科・整形外科・泌尿器科・産婦人科など14科。「総合診療科」を開設した16年以降、救急搬送件数が増加している。そのため23年5月に救急処置室を2・5倍に拡張。一度に最大5人の搬送受け入れが可能となった。
「心臓リハビリテーションセンター」では日本心臓リハビリテーション学会認定指導士が7人、心不全療養指導士が5人所属し、健康寿命の延伸に尽力。一方、「スポーツ医学センター」では、年齢や競技特性、競技レベルに合わせた医療を提供。トップアスリートに対する治療経験を生かし、競技力向上および地域の健康増進に貢献している。
また、人間ドックや企業健診などを担う「健診センター」も充実しており、乳がんや子宮がん検診などの各種検診も提供。乳がんと子宮がん検診の両方が受けられる十勝管内の数少ない医療機関である。22年に乳房トモシンセシス(3Dマンモグラフィ)を導入し、低線量で質の高い診断が可能となっている。
吉田一郎院長は「十勝地域の救急患者は二次救急がほとんど。高齢者も多く、キャパシティを備え、入院にも対応できる病院が必要です。地域の二次救急、小児・周産期医療を引っ張っていく病院にしていきたい」と意欲的に語る。
標榜しているのは内科・消化器内科・循環器内科・呼吸器内科・腫瘍内科・小児科・外科・整形外科・泌尿器科・産婦人科など14科。「総合診療科」を開設した16年以降、救急搬送件数が増加している。そのため23年5月に救急処置室を2・5倍に拡張。一度に最大5人の搬送受け入れが可能となった。
「心臓リハビリテーションセンター」では日本心臓リハビリテーション学会認定指導士が7人、心不全療養指導士が5人所属し、健康寿命の延伸に尽力。一方、「スポーツ医学センター」では、年齢や競技特性、競技レベルに合わせた医療を提供。トップアスリートに対する治療経験を生かし、競技力向上および地域の健康増進に貢献している。
また、人間ドックや企業健診などを担う「健診センター」も充実しており、乳がんや子宮がん検診などの各種検診も提供。乳がんと子宮がん検診の両方が受けられる十勝管内の数少ない医療機関である。22年に乳房トモシンセシス(3Dマンモグラフィ)を導入し、低線量で質の高い診断が可能となっている。
吉田一郎院長は「十勝地域の救急患者は二次救急がほとんど。高齢者も多く、キャパシティを備え、入院にも対応できる病院が必要です。地域の二次救急、小児・周産期医療を引っ張っていく病院にしていきたい」と意欲的に語る。
- 院長/吉田 一郎氏
- 1989年北海道大学医学部卒業。北海道内の病院や大学病院、北斗病院などでの勤務を経て、2012年より帯広協会病院で勤務。22年4月から現職

