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公益財団法人 北海道医療団
帯広第一病院

統合診療科・消化器内科・内視鏡内科・循環器内科・透析内科・緩和ケア科・肝臓内科・糖尿病内科・外科・消化器外科・乳腺外科・肛門外科・脳神経外科・整形外科・麻酔科・リハビリテーション科・歯科口腔外科・歯科

消化器がんの高度医療に実績豊富
地域に信頼される病院を目指す

 帯広第一病院は北海道唯一の東北大学医学部の関連病院で、救急医療、消化器がん高度医療、緩和ケア診療を3つの柱として診療を行っている。特に消化器分野のがん診療では、内科・外科ともに専門性の高い最先端の医療を目指し、早期大腸がんに対するESD(内視鏡による広範囲がん切除)などの内視鏡治療や、外科では悪性疾患に腹腔鏡下手術を積極的に導入し、大腸切除術の約70%に及ぶ。
 帯広第一病院では、消化器領域全般のさまざまな疾患に対応するため、毎週消化器内科と消化器外科医師が集まり、合同カンファレンスを行っており、「胆石性胆のう炎、胃がん、大腸がんなど手術による治療が必要となる患者様の治療方針について、内視鏡的治療の可否や、外科的手術の術式の検討、追加検査の必要性、化学療法の適応などそれぞれの患者様にとって最良の治療となるよう準備をしています」と消化器外科の井伊貴幸副院長。
 消化器内視鏡センターでは年間約7800件の検査を実施しており、がんをはじめとした消化器疾患の早期発見・治療介入に取り組む。内視鏡的に切除可能な早期の食道がんや胃がんには、内視鏡的粘膜下層剥離術(ESD)等の最先端内視鏡治療にも注力し、十勝管内の中でも有数の症例数を誇る。
 また、消化器外科には出身医局や関連病院で研さんを積んだ7人の医師が在籍している。特に日本でも500人ほど、十勝でも2人しかいない「肝胆膵外科高度技能専門医」を取得している土屋朗之医師が2023年4月に着任し、手腕を振るっている。消化器外科の中でも難易度の高いと言われる肝がん、膵がん、胆道がんなどの肝胆膵手術を高く、的確な技術を駆使して行い、患者へのさらなる安心感の提供に努めている。
院長/山並 秀章
1988年東北大学医学部卒業。東北大学医学部第1外科入局。宮城県立がんセンターを経て、2013年帯広第一病院勤務。15年7月院長就任

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