肩、膝、腰、足の専門医による高度医療
スポーツ医療や痛みの治療にも注力
肩・膝・腰・足など各部位の
疾患を分野別の専門医が診察
「患者様と家族の立場に立った医療」を理念とし、整形外科疾患全般において地域医療に貢献してきた五輪橋整形外科病院。2022年9月に全面オープンとなった新病院は、明るく清潔感にあふれ、車椅子や松葉杖でも移動しやすい広々とした空間となったほか、建物正面に加えて建物裏の駐車場も利用でき、車での通院もより便利になったと好評。病床数95床(一般病床55床・回復リハビリテーション病床40床)、医療機器も最新設備に更新され、これまで同様に、各部位の疾患を分野別の専門医が診察する体制で、個々の患者の状態に合わせた適切かつ高水準な医療の提供に努めている。
診療は、加齢の変化にともなう慢性疾患の治療から、脱臼や骨折などの各種運動器の救急外傷、膝や股関節の外科治療など、新生児や小児から高齢者までのあらゆる整形外科疾患に対応。特に、投薬や注射、リハビリなどの保存療法で改善の見られない変形性膝関節症に対する人工膝関節手術では、患者への負担が少ない低侵襲手術に多くの実績を持つ。20年からは手術支援ロボット(ナビケーションシステム)を活用し、より安全かつ正確な手術を提供し、患者の早期社会復帰を目指している。
このほかにも、肩腱板断裂、肩関節周囲炎(四十肩・五十肩)、反復性肩関節脱臼、変形性肩関節症といった肩関節疾患においても、肩関節専門医による関節鏡視下での最小侵襲手術に力を注ぐほか、手や肘の障害・外傷に対しても低侵襲手術を提供している。
診療は、加齢の変化にともなう慢性疾患の治療から、脱臼や骨折などの各種運動器の救急外傷、膝や股関節の外科治療など、新生児や小児から高齢者までのあらゆる整形外科疾患に対応。特に、投薬や注射、リハビリなどの保存療法で改善の見られない変形性膝関節症に対する人工膝関節手術では、患者への負担が少ない低侵襲手術に多くの実績を持つ。20年からは手術支援ロボット(ナビケーションシステム)を活用し、より安全かつ正確な手術を提供し、患者の早期社会復帰を目指している。
このほかにも、肩腱板断裂、肩関節周囲炎(四十肩・五十肩)、反復性肩関節脱臼、変形性肩関節症といった肩関節疾患においても、肩関節専門医による関節鏡視下での最小侵襲手術に力を注ぐほか、手や肘の障害・外傷に対しても低侵襲手術を提供している。
痛みの専門医が行う疼痛管理で早期の機能回復を目指す
24年4月には、神経ブロック注射を得意とする麻酔科医の汲田翔医師が着任。「私の目標は『患者様が術前から術後まで安全で快適に過ごすこと』です。世界的には『手術直後の運動機能温存と早期リハビリテーション開始』が大きなテーマとなっています。従来の鎮痛法では、神経ブロック後に四肢を動かせないことが多かったのですが、当病院では術後の痛みを最小限に抑えながら早期に機能回復することも目指し、理想の鎮痛法に向けて取り組んでいます」。患者に対する手術中や手術前後の不安や痛みのコントロールといった疼痛管理はもちろん、持続神経ブロックにより術後の痛みを最小限に抑えながらリハビリテーションにつなげるなど、早期の機能回復にも力を注いでいる。
スポーツ専門医による再発予防と、パフォーマンス向上を目指す
また24年4月には、膝関節や足関節など、下肢を中心に整形外科全般に精通するとともに、認定スポーツ医で日本スポーツ協会スポーツドクターの資格を持ち、女子サッカー・ノルディーア北海道のチームドクターを務めるほか、自身もサッカー経験者で、現在も社会人チームに所属しプレーを続けているという小路弘晃医師が着任。「サッカーをはじめ、あらゆるスポーツの分野では、けがをしてしまった場合、スポーツ復帰までの適切な治療はもちろん、再発予防を含め、リハビリテーション部門と連携して行っていきます。けがに限らず、ちょっとした痛みや何か気になることがあれば、いつでも気軽にご相談ください」。地域の学生や一般スポーツ愛好家からアスリートまで、運動による外傷や障害の治療やリハビリ指導、再発を含む予防まで、患者一人一人のパフォーマンスや成績向上を目指したアドバイスやサポートにも積極的に取り組む。
早期退院・機能回復・社会復帰へ
地域生活を幅広くサポート
リハビリテーションにも力を入れ、広いリハビリ室にはレッドコードや各種最新機器を完備。リハビリスタッフも常に拡充が図られ、関連職種が連携し、急性期から回復期、外来まで幅広いリハビリに対応。23年10月より、回復期病棟では休日でもリハビリを提供できる体制となり、365日リハビリ治療が可能となるなど、医師やリハビリスタッフをはじめ、病院の全スタッフが一丸となり、患者の早期の機能回復と社会復帰、競技復帰に向けて取り組んでいる。
「今後も医療情勢の変化に合わせ、高度医療技術の研さんと、地域の皆様が安心して暮らしていくお手伝いができるよう、看護・介護の提供にも努力してまいりたいと思います」(佐藤直一理事長)
「今後も医療情勢の変化に合わせ、高度医療技術の研さんと、地域の皆様が安心して暮らしていくお手伝いができるよう、看護・介護の提供にも努力してまいりたいと思います」(佐藤直一理事長)

- 理事長・院長/佐藤 直一氏
- 岩手医科大学卒業。道内主要病院勤務を経て、2015年五輪橋整形外科病院。日本整形外科学会認定専門医・認定運動器リハビリテーション医・認定スポーツ医。日本医師会認定産業医