道東の母子医療の中心的役割を果たす
さらなる向上と患者中心の医療を心掛ける
前進の釧路博済病院の創立から120年以上にわたり地域医療に貢献してきた釧路赤十字病院は、現在23の診療科、許可病床数487床を有する釧路・根室地域の中核病院の一つである。
同病院は、周産期医療、小児医療の分野に注力し、2003年に北海道で初めての総合周産期母子医療センター、小児救急医療拠点病院の指定を受けている。15年には産科病棟、23年に小児科病棟を個室化し、陣痛室・分娩室・回復室が一体となったLDRのほか、NICU(新生児集中治療室)、MFICU(母子・胎児集中治療室)を有し、ハイリスク分娩にも対応している。専門スタッフの充実や24時間体制で医師が待機し、他施設からの母体搬送、小児救急患者の受入体制も整備されている。
そのほかにも、急性期治療後に安心して在宅復帰できるよう看護やリハビリで支援する「地域包括ケア病棟」を15年に開設。23年には、「地域医療連携室」「医療相談室」「入退院支援センター」「訪問看護ステーション」「居宅介護支援事業所」をワンフロアに集約した「地域・患者サポートセンター」を開設し、入院前の段階から退院後の生活を見通したシームレスな支援を行っている。
また、腎臓、リウマチ・膠原病、糖尿病といった内科専門医による診療および眼科診療体制の整備・充実ほか、婦人科・消化器科等の悪性腫瘍による腹腔鏡下手術、肥満の解消を図る腹腔鏡下スリープ状切除術なども、同病院の特長の一つである。
さらに日本赤十字社のグループの一員として、日本国内で豪雨、地震などの災害発生時に、医師、看護師、事務職員などで構成される救護員を派遣し、被災現場や避難所での診療、こころのケア活動などを行っている。
同病院は、周産期医療、小児医療の分野に注力し、2003年に北海道で初めての総合周産期母子医療センター、小児救急医療拠点病院の指定を受けている。15年には産科病棟、23年に小児科病棟を個室化し、陣痛室・分娩室・回復室が一体となったLDRのほか、NICU(新生児集中治療室)、MFICU(母子・胎児集中治療室)を有し、ハイリスク分娩にも対応している。専門スタッフの充実や24時間体制で医師が待機し、他施設からの母体搬送、小児救急患者の受入体制も整備されている。
そのほかにも、急性期治療後に安心して在宅復帰できるよう看護やリハビリで支援する「地域包括ケア病棟」を15年に開設。23年には、「地域医療連携室」「医療相談室」「入退院支援センター」「訪問看護ステーション」「居宅介護支援事業所」をワンフロアに集約した「地域・患者サポートセンター」を開設し、入院前の段階から退院後の生活を見通したシームレスな支援を行っている。
また、腎臓、リウマチ・膠原病、糖尿病といった内科専門医による診療および眼科診療体制の整備・充実ほか、婦人科・消化器科等の悪性腫瘍による腹腔鏡下手術、肥満の解消を図る腹腔鏡下スリープ状切除術なども、同病院の特長の一つである。
さらに日本赤十字社のグループの一員として、日本国内で豪雨、地震などの災害発生時に、医師、看護師、事務職員などで構成される救護員を派遣し、被災現場や避難所での診療、こころのケア活動などを行っている。

- 院長/近江 亮氏
- 1988年北海道大学医学部卒業。2002年より釧路赤十字病院第一外科部長、15年副院長を経て22年4月より院長。日本消化器病学会、日本外科学会各専門医。日本膵臓学会認定指導医