脳と脊椎脊髄、心臓・血管の中核病院として道東医療に貢献
2007年に脳・心臓・消化器・整形外科を中心とした急性期専門病院として開院し、各分野の専門医を中心とした医療チームが最新の診断・治療機器を駆使し、可能な限り低侵襲な検査、治療を提供できるような体制作りを行っている。23年の手術件数は脳神経外科538件(うち:脳卒中センター95件、脊椎脊髄センター118件)、心臓血管外科683件、循環器内科654件、消化器内科50件、整形外科166件であり、特に脳神経外科、心臓血管外科、循環器内科の症例数は道内でもトップクラスを誇っている。
脳卒中センターでは24時間365日、超急性期の脳卒中に対して、従来の外科的治療や投薬治療だけでなく、血管内に生じた血栓を治療する、静注血栓溶解(rt‐Pa)療法や血栓回収療法を行い、入院患者や入院歴がある患者・家族を対象に「脳卒中相談窓口」も開設し、道東地域の中核施設として日本脳卒中学会より一次脳卒中センター(PSC)コア施設に認定されている。
また、心臓・血管センターも同様に急性心筋梗塞や大動脈解離、大動脈瘤破裂などの直接生命にかかわる重症な心・血管疾患の患者も24時間365日受け入れる体制を整備している。心筋梗塞に対するステント留置術、大動脈疾患に対するステントグラフト内挿術、開心術などもいつでも行える体制であるとともに心不全に対する薬物療法、不整脈に対するペースメーカー手術、アブレーションなど最先端の医療を提供している。
最近では、心房細動による脳卒中を予防するため、経皮的左心耳閉鎖術(ウォッチマン)を開始。開胸ではなくカテーテル挿入なので傷口は小さく、一般的に、手術翌日には歩行可能、入院期間は5日程度となる。
脳卒中センターでは24時間365日、超急性期の脳卒中に対して、従来の外科的治療や投薬治療だけでなく、血管内に生じた血栓を治療する、静注血栓溶解(rt‐Pa)療法や血栓回収療法を行い、入院患者や入院歴がある患者・家族を対象に「脳卒中相談窓口」も開設し、道東地域の中核施設として日本脳卒中学会より一次脳卒中センター(PSC)コア施設に認定されている。
また、心臓・血管センターも同様に急性心筋梗塞や大動脈解離、大動脈瘤破裂などの直接生命にかかわる重症な心・血管疾患の患者も24時間365日受け入れる体制を整備している。心筋梗塞に対するステント留置術、大動脈疾患に対するステントグラフト内挿術、開心術などもいつでも行える体制であるとともに心不全に対する薬物療法、不整脈に対するペースメーカー手術、アブレーションなど最先端の医療を提供している。
最近では、心房細動による脳卒中を予防するため、経皮的左心耳閉鎖術(ウォッチマン)を開始。開胸ではなくカテーテル挿入なので傷口は小さく、一般的に、手術翌日には歩行可能、入院期間は5日程度となる。

- 理事長/齋藤 孝次氏
- 札幌医科大学卒業。社会医療法人孝仁会理事長、札医大臨床教授、徳島大医学部臨床教授。日本脳神経外科学会専門医。日本脳卒中学会専門医ほか。医学博士

- 院長/稲垣 徹氏
- 札幌医科大学卒業。釧路孝仁会記念病院脳・脊椎脊髄センター長・脳卒中診療部を経て2018年院長。日本脳神経外科学会専門医・指導医