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　2003年の開院以来、「365日毎日診療」を最大の特徴とする大曲ファミリークリニック。20年4月より新たに着任した日髙輝夫理事長・院長は、「前理事長の意思を引き継ぎ、地域の皆様のかかりつけ医として、子どもから大人まで、内科から外科まで診療科の枠を越え、さまざまな症状に対して幅広く診療させていただきます。何でも最初に相談できる窓口として、今後とも地域医療に貢献してまいります」と抱負を語る。
　診療は毎日朝9時から夜7時まで行っており、北広島市の救急当番にも対応。患者の症状に対して正確な診断と適切な治療を行うため、各種の検査機器を完備。レントゲン装置は最新機種に更新したほか、新たに全身用骨密度測定装置や血管年齢が分かる血管脈波検査装置を導入。風邪が誘因となって起こる小さな子どもの喘鳴（ぜいめい）の改善のため、吸入器のレンタルも好評だ。そのうえで、より高度な検査や治療が必要と判断した場合には、最も適切な医療機関を紹介できるよう、「病診連携」を重視。札幌清田病院や札幌美しが丘脳神経外科病院、札幌徳洲会病院、JCHO札幌北辰病院ほか、近隣の高度医療機関と連携し、迅速かつ適切な医療の提供に努めている。さらに通院先の病院が遠いなど、継続して通うことが困難な患者に対する、慢性疾患での病診連携にも対応。「通常は当院に通っていただき、通院先の医師と連携して経過を報告しながら、必要に応じて年数回は通院先で診察を受けるようにすることで、患者さんの負担も大幅に軽減することができます」と患者本位の診療を実践。新たにオンライン診療も開始するなど、「スタッフ一同、地域の皆様が安心して診療を受けられ、信頼を得られるよう日々心掛けてまいります」（日髙院長）。