急性期から在宅まで一貫してサポート
人工関節置換術など高度医療にも対応
全身の運動器とそのバランスに着目、全ての骨や筋肉を診るよう心掛け、総合的な医療を目指す。急性期病棟と地域包括ケア病床を併せ持ち、訪問診療・リハビリも展開。同病院で手術を終えた回復期の患者も入院治療でき、退院後に自宅で診察やリハビリを受けることも可能で一貫性のある医療で支えてもらえると評判だ。また手術にも力を入れ、年間400例に迫る外傷や人工関節手術を施行。特に人工膝関節は、適応がある場合はより侵襲の少ない内側だけを部分置換する方法も選択可能。このほかに自身の血液から抽出したPFC-FD(自己血液由来の再生医療)も導入。切らない治療として、変形性膝関節やスポーツによる筋・腱炎への治療に有効だ。北大病院などの高次病院との連携も柔軟で、膝軟骨壊死に対する軟骨培養移植など、高度専門医療でも連携を取り、地域の心強い存在だ。
またこの夏、全病室にエアコンを完備し、快適な入院生活を送っていただくための設備アップデートも鋭意推進中である。
またこの夏、全病室にエアコンを完備し、快適な入院生活を送っていただくための設備アップデートも鋭意推進中である。
- 理事長・医学博士/庄司 太郎氏
- 2001年岩手医科大学卒業。11年神戸大医学部大学院卒業。神戸周辺の病院、先端医療センター・理化学研究所国内留学等を経て、21年11月10日に同院理事長就任。日本整形外科学会専門医、スポーツ・リハビリ等認定医、産業医ほか