開設45周年。地域住民に必要とされる病院を目指し、内視鏡センターを開設
2次救急医療機関を含めた循環器疾患の専門病院として親しまれてきた北成病院は、2024年4月に内視鏡センターを開設した。これまで狭心症や心筋梗塞などの循環器疾患の治療に数多くの実績を重ねてきた一方、呼吸器疾患や糖尿病といった代謝性疾患など対応できる疾患を広げてきた。
現在は内科、循環器内科、呼吸器内科、消化器内科、リハビリテーション科を標榜。内視鏡センターを開設したことで、消化管の内視鏡検査に加え、ポリープ切除や消化管出血などの治療にも対応が可能となり、地域医療への貢献度を高めている。松下通明院長は「糖尿病のように、循環器疾患と消化器疾患が併発することもある。対応できる治療を拡大することで、病院を何軒も回らなくてよくなったり、薬の管理が楽になったり、患者さんの負担を減らすことになる」とそのメリットを語る。
内視鏡センターは、常勤の専門医1人と非常勤医で構成。上部消化管内視鏡検査(胃カメラ)、下部消化管内視鏡検査(大腸カメラ)を中心に、すい臓・胆道・肝臓を含む消化器疾患に対応する。中でも糖尿病をはじめとする生活習慣病は専門外来で診断・治療を実施。塩分測定などを用い、食事や運動などの生活習慣の改善について丁寧にアドバイスを行っている。
難病に指定されている潰瘍性大腸炎に対しては漢方処方を取り入れている。ステロイドなどによる副作用を抑え、体質改善を通じて症状の緩和を目指す。
松下院長は「新規の患者さんが何気ない会話の中で言った『この病院はみなさん丁寧で親切ね』という言葉が今も心に残っています。当病院は今年で45周年ですが、地域住民にとって必要な病院になるために、今後も医療体制を充実させていきたい」と意欲的に語る。
現在は内科、循環器内科、呼吸器内科、消化器内科、リハビリテーション科を標榜。内視鏡センターを開設したことで、消化管の内視鏡検査に加え、ポリープ切除や消化管出血などの治療にも対応が可能となり、地域医療への貢献度を高めている。松下通明院長は「糖尿病のように、循環器疾患と消化器疾患が併発することもある。対応できる治療を拡大することで、病院を何軒も回らなくてよくなったり、薬の管理が楽になったり、患者さんの負担を減らすことになる」とそのメリットを語る。
内視鏡センターは、常勤の専門医1人と非常勤医で構成。上部消化管内視鏡検査(胃カメラ)、下部消化管内視鏡検査(大腸カメラ)を中心に、すい臓・胆道・肝臓を含む消化器疾患に対応する。中でも糖尿病をはじめとする生活習慣病は専門外来で診断・治療を実施。塩分測定などを用い、食事や運動などの生活習慣の改善について丁寧にアドバイスを行っている。
難病に指定されている潰瘍性大腸炎に対しては漢方処方を取り入れている。ステロイドなどによる副作用を抑え、体質改善を通じて症状の緩和を目指す。
松下院長は「新規の患者さんが何気ない会話の中で言った『この病院はみなさん丁寧で親切ね』という言葉が今も心に残っています。当病院は今年で45周年ですが、地域住民にとって必要な病院になるために、今後も医療体制を充実させていきたい」と意欲的に語る。

- 院長/松下 通明氏
- 1975年北海道大学医学部卒業。米国クリーブランドクリニック人工臓器研究所特別研究員、北大医学部第1外科助教授、北大大学院保健科学研究院教授などを経て2024年4月より現職。医学博士