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　五稜会病院は、ストレスケア・思春期、復職支援プログラムで充実の治療と環境を提供。精神科病院のイメージとかけ離れた明るく開放的で、ホテルを思わせる雰囲気のロビーやカフェテリアがあり、初めて受診する人には専用ラウンジを用意。精神科受診への抵抗感が少なくなるよう配慮する。
　児童・思春期の若年層から働き盛りの世代を中心に、心療内科および精神科全般に尽力。札幌市から委託を受けた「さっぼろ子どものこころのコンシェルジュ事業」では、より早く適切な医療機関や支援機関につなぐサポートも行う。ストレスケア・思春期病棟は、精神科の病棟とは思えないホテル感覚の雰囲気で、対人交流のスキルを身につける「SST（ソーシヤル・スキルズ・トレーニング）」、自身のストレス調整や、認知行動療法を柱とするグループセミナーも開催。道内では唯一、日本ストレスケア病棟研究会の会員病院で、思春期、摂食障害、強迫性障害、パニック障害、うつ状態などの入院治療を行っている。デイケアセンターでは、学校に行けない中学生、高校生が増え、対人交流、社会性獲得のためのリハビリテーションも行っている。また、復職支援を行う「リワーク・ヴィレッジ」があり、職場のメンタルヘルス対策の支援に取り組んでいる。
　一方、関連部門に産業医業務やストレスチェックの実施委託、従業員や管理職・人事部門からの相談対応、研修・講演などを行う「札幌CBT＆EAPセンター」があり、職場のメンタルヘルスへのサポートをする。精神科の診療は目に見えず分かりにくいところがあり、新たに「五稜会病院精神科教育ライブラリー」を開設。理事長自ら動画を作成し、YouTube配信を実施。同病院のホームページにアップロードされている。