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医療法人社団 三志会
たけいし歯科クリニック

歯科・小児歯科

口腔の「姿勢と習慣」を咬合診断や治療に生かし、顎関節症や緊張型頭痛を改善

 武石篤典院長は北海道大学歯学部で16年間診療に従事しさまざまな症例を担当してきた。その北大病院では咬合系歯科に在籍し、一般外来だけでなく、インプラント外来、顎関節症外来、審美歯科外来も同時に担当し、多くの臨床経験を積んでいる。武石院長に寄せられる信頼は厚く、北大病院の医師や看護師、事務職員などが患者として多く訪れている。
 北大在籍時より安静時の歯の噛み合わせの研究を続けており、それを生かした診療により成果を上げている。「歯科医学的には安静時上下の歯は離れているのが普通とされています。しかし、身体の姿勢にも個人差があるように、口腔にも姿勢と同様の捉え方があって個人差があり、普段上下の歯が接触しているほうが自然に感じる人が3~5割いることが分かりました。そのような人は安静時も歯を接触させる習慣(TCH)があり、 安静時も口腔の筋肉の一部がやや緊張しており、その状態で神経や筋肉のバランスをそれなりに保っているのですが、何らかの要因でそのバランスが変化し一部の筋肉の緊張が強くなり、さまざまな障害を引き起こすことがあります。顎を閉じる筋肉の一つは緊張型頭痛が生じる側頭筋でもあるため、頭痛や顎関節症、場合によってはめまいや肩こりの要因になることもある 」と話す。
 そのように筋肉の緊張が一旦強くなると、その状態で噛み合わせを調整などの処置をしても、簡単にはもとのバランスに回復できないため、一旦緊張を緩めなければならない。ただ、もともと上下の歯が接触しているほうが自然な人においては、その筋肉の緊張を和らげることが難しい場合もあり「患者さんによっては認知行動療法等によりその習慣の改善を目指すことも多い」(武石院長)という。
院長/武石 篤典
1986年北海道大学歯学部卒業。同年北大歯学部附属病院に入局し、2002年3月まで勤務。同年4月に開業

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