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社会医療法人 北晨会
恵み野病院

内科・循環器内科・糖尿病内科・消化器内科・小児科・外科・整形外科・脳神経外科・皮膚科・泌尿器科・心臓血管外科・形成外科・耳鼻咽喉科・麻酔科・放射線科・リハビリテーション科

恵庭を中心とする地域の中核病院として
やさしさと温もりのある医療・介護を実践

急性期をはじめとする安心・安全な医療の提供に実績と信頼
 2026年5月1日に開院40周年を迎える恵み野病院。恵庭市内では最も多い16診療科と199床のベッド数を有し、さまざまな疾患に対応する。また、2次医療機関として24時間365日診療できる体制を整え、恵庭市を中心に、千歳市や北広島市からも救急患者を受け入れ、地域の中核病院として、急性期をはじめとする安心・安全な医療の提供に努めている。
 さらに同病院は、救急医療の分野における実績が評価され、21年に「社会医療法人」としての認可を受けた。社会医療法人とは、救急医療、災害医療、へき地医療、周産期医療または小児救急医療における診療体制と実績を有するなどの要件を満たす、限られた医療機関のみに認可される。24年には、へき地医療を担う医療機関としての要件でもさらに認可を受け、地域住民からの信頼を得るとともに、公益性の高い病院としても広く評価を得ている。
国産初の手術支援ロボット
「ヒノトリ(hinotori)」を導入
 同病院は、常に地域の医療ニーズを先取りし、病気の早期発見・早期治療を実践するため、最新医療機器の導入や更新にも積極的だ。320列マルチスライスCTやMRIをはじめ、核医学検査装置(RI)、超音波検査装置(エコー)、マンモグラフィ、血圧脈波測定装置などの検査機器、脳神経外科手術ナビゲーション装置、尿路結石に体外から衝撃波を当てて細かく砕いて排出する体外衝撃波結石破砕装置(ESWL)などの治療機器を完備する。
 24年12月には、国産初の手術支援ロボット「ヒノトリ(hinotori)」を、民間医療機関では道内2施設目として新たに導入。最先端の技術を駆使した手術用ロボットで、ロボットのアームは人間の手首より広い可動域と、手振れ防止機能を持ち、開腹手術に比べ、より精密な動作が可能となり、手術の安全性・正確性が格段に向上。切開による傷口も最小限にすることができ、術後の痛みや出血を抑えることができるほか、手術時間の短縮による患者の身体的負担も軽減できるため、回復期間の短縮、早期退院、日常生活への早期復帰も期待できる。同病院では、泌尿器科での前立腺がんの手術を24年12月に第1例目として実施し、25年3月末までに8例行い、良好な成績を収めている。今後は、膀胱や腎臓など、他の泌尿器科がんの治療をはじめ、他の診療科の疾患にも手術の適応を広げていく考えだ。
脳血管内治療や耳鼻科領域疾患の入院手術など、各診療科も充実
 23年4月には、耳鼻咽喉科を開設。同年10月からは専門医が常勤し、頸部腫瘍や甲状腺疾患など、耳鼻咽喉科領域の手術も行い、恵庭市内では唯一、外来と入院が可能となっている。また、手術件数が増えてきたこともあり、25年4月より新たな常勤医が着任し、現在は医師2人体制で耳鼻咽喉科の診療に当たっている。
 脳神経外科では、脳卒中の手術において、カテーテルを使った低侵襲な脳血管内治療に力を入れている。24年3月には血管内の治療を行うカテーテル治療で重要な役割を果たす血管造影装置(AG)を最新機種に更新。従来の装置に比べ、被ばく線量が少なく、手術中は2方向から血管を映し出すことが可能となり、術者の安心感につながるとともに、患者の身体的負担をより一層軽減してくれる。同年4月には日本脳神経血管内治療学会認定専門医・指導医の内田和希副院長が着任。脳卒中治療は時間との勝負でもあり、これまで札幌などに搬送していた患者も地域内で迅速に受け入れられる体制が整い、最新の治療が地元で受けられると期待は大きい。
 このほか25年4月から整形外科、消化器内科、麻酔科の医師も増員。同年7月には脳神経外科の医師の増員も予定されており、救急医療体制をより強化していくという。加えて同病院は、臨床研修病院の指定を受けており、毎年研修医の受け入れも行うなど、人材の育成にも力を入れている。
病気の早期発見と予防にも注力
地域の健康管理をサポート
 同病院では、病気の早期発見と予防医療を通して、地域の健康管理のサポートにも力を注ぎ、人間ドックや脳ドック、各種健康診断や予防接種にも積極的に取り組む。
「今年4月1日に院長に就任しました。これまでは消化器内科医としての診療に力を注いできましたが、今後は、恵み野病院として地域の医療をどう支えていくべきか、広い視点を持って考え、地域の患者さんが安心して医療を受けられる病院づくりを目指し、今後とも地域の信頼に応えていけるよう努めてまいります」(三浦洋輔院長)
理事長/近藤 英輔
2009年北里大学卒業。17年4月恵み野病院小児科部長、18年10月医療法人北晨会副理事長、20年4月より現職。日本小児科学会認定専門医。日本小児感染症学会認定医。日本アレルギー学会専門医
院長/三浦 洋輔
1997年福島県立医科大学卒業。2005年北海道大学大学院卒業。25年4月1日より現職。日本消化器内視鏡学会、日本消化器病学会各専門医・指導医。日本内科学会認定内科医。日本肝臓学会肝臓専門医

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