術式よりも経験豊富な医師選びこそ重要
手術に頼らない最先端の関節治療も開始
変形性股関節症の重症例に対する人工股関節置換術を行う専門クリニックとして、国内外から多くの患者が足を運ぶ。人工股関節置換術の症例数は2025年12月までに1万1000件を超え、医師個人が行う手術件数では全国でも随一だ。「人工関節を取り付ける場合、股関節と大腿部を切開する必要があり、その術式には前方アプローチ、側方アプローチ、後方アプローチがありますが、ネット上であたかも前方アプローチが優れていると書いてあるのを時々見かけます。しかし、日本股関節学会などが監修する『変形性股関節症診療ガイドライン』でも『各侵入法には一長一短があり、明確に一つの侵入法を推奨することはできない。症例の状況に応じて術者が習熟した侵入法を選択することが望ましい』とあり、重要なのは経験豊かな医師の手術を受けることに尽きます」と話す。同クリニックの人工股関節置換術は、手術創は7cm程度(従来の3分の1~2分の1)と小さいMIS(最小侵襲手術)で筋肉へのダメージは少なく、ナビケーションシステムの導入で、より精密で安全な手術と、早期社会復帰を実現する。
その一方、手術を決心できない患者も少なくないため、保存治療と手術の中間に位置する新しい関節治療として、再生医療の一つでもある「PDF-FD療法(自由診療)」による変形性股関節症の治療を開始した。この方法は、患者自身の血液から抽出した成長因子を凍結乾燥させた血小板由来因子濃縮凍結乾燥物(PDF-FD)を液状に戻して股関節の中に注射し、特定の細胞を刺激・増殖させて痛みや炎症の軽減を可能とする。「保存治療では改善が難しいが、手術には今一歩踏み切れないという方はご相談ください」(石部院長)。
その一方、手術を決心できない患者も少なくないため、保存治療と手術の中間に位置する新しい関節治療として、再生医療の一つでもある「PDF-FD療法(自由診療)」による変形性股関節症の治療を開始した。この方法は、患者自身の血液から抽出した成長因子を凍結乾燥させた血小板由来因子濃縮凍結乾燥物(PDF-FD)を液状に戻して股関節の中に注射し、特定の細胞を刺激・増殖させて痛みや炎症の軽減を可能とする。「保存治療では改善が難しいが、手術には今一歩踏み切れないという方はご相談ください」(石部院長)。
- 院長/石部 基実氏
- 1982年北海道大学医学部卒業。米国ロチェスター大学などを経て、2008年開院。日本専門医機構認定整形外科専門医ほか。24年より少林寺拳法正拳士五段。医学博士

