症例数1万件以上は個人では全国随一
術式よりも経験豊富な医師選びこそ重要
股関節の痛みをもたらす変形性股関節症の重症例に対する人工股関節置換術を行う専門クリニックとして、日本全国、海外からも多くの患者が足を運ぶ石部基実クリニック。人工股関節置換術の症例数は2024年12月までに1万564件を数え、医師個人が行う手術件数では全国でも随一と言える。
「人工関節を取り付ける場合、股関節と大腿部を切開する必要があり、その術式には前から切開する前方アプローチ、真横から切開する側方アプローチ、後ろ側から切開する後方アプローチがありますが、ネット上であたかも前方アプローチが優れていると書いてあるのを時々見かけます。しかし、日本股関節学会などが監修する『変形性股関節症診療ガイドライン』でも『各進入法には一長一短があり、明確に一つの進入法を推奨することはできない。各症例の状況に応じて術者が習熟した進入法を選択することが望ましい』とあるように、重要なのはむしろ経験豊かな医師の手術を受けるということに尽きます」と石部院長は話す。
同クリニックの人工股関節置換術は、約20cm切開する従来の手術に比べ、7cm程度に手術創を小さくしたMIS(最小侵襲手術)で、事前のCT検査データを取り込み、赤外線カメラで手術部位を追跡するナビゲーションシステムを採用し、精密でリスクを極限まで低減した施術を実施している。体へのダメージが少なく、手術後2~8日で退院でき、早期社会復帰を可能にしている。
25年2月からは全国展開している今村メディカルグループに属する医療法人同仁会札幌ススキノ病院(中央区南6条西8丁目)が手術協力病院となり、同クリニックのある大通公園から徒歩約15分という好立地で、身近で利便性も良くなったと患者からも好評だ。
「人工関節を取り付ける場合、股関節と大腿部を切開する必要があり、その術式には前から切開する前方アプローチ、真横から切開する側方アプローチ、後ろ側から切開する後方アプローチがありますが、ネット上であたかも前方アプローチが優れていると書いてあるのを時々見かけます。しかし、日本股関節学会などが監修する『変形性股関節症診療ガイドライン』でも『各進入法には一長一短があり、明確に一つの進入法を推奨することはできない。各症例の状況に応じて術者が習熟した進入法を選択することが望ましい』とあるように、重要なのはむしろ経験豊かな医師の手術を受けるということに尽きます」と石部院長は話す。
同クリニックの人工股関節置換術は、約20cm切開する従来の手術に比べ、7cm程度に手術創を小さくしたMIS(最小侵襲手術)で、事前のCT検査データを取り込み、赤外線カメラで手術部位を追跡するナビゲーションシステムを採用し、精密でリスクを極限まで低減した施術を実施している。体へのダメージが少なく、手術後2~8日で退院でき、早期社会復帰を可能にしている。
25年2月からは全国展開している今村メディカルグループに属する医療法人同仁会札幌ススキノ病院(中央区南6条西8丁目)が手術協力病院となり、同クリニックのある大通公園から徒歩約15分という好立地で、身近で利便性も良くなったと患者からも好評だ。

- 院長/石部 基実氏
- 1982年北海道大学医学部卒業。米国ロチェスター大学などを経て、2008年開院。日本専門医機構認定整形外科専門医ほか。24年より少林寺拳法正拳士五段。医学博士