北海道、札幌市、旭川市、滝川市、苫小牧市、岩見沢市、函館市の病院情報
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「患者さまの健康な生活を支えることを目的として、患者さま中心の良質な医療の提供を」を理念に、循環器系疾患の専門病院として地域に密着し、専門医を中心とした高度な医療体制を構築している新札幌循環器病院。緊急対応が必要な急性心筋梗塞、狭心症、急性心不全、大動脈疾患などは日夜を問わず、随時受け入れ可能である。
　診療の特徴としては、狭心症や心筋梗塞において高度石灰化病変（高度に進行した動脈硬化病変）に対して、道内では数少ない高速回転冠動脈アテレクトミーによる治療が可能。
　動脈が瘤のように膨らむ胸部腹部大動脈瘤には、ステントグラフトを用いた低侵襲の血管内治療により、1～2週間での社会復帰ができる。
　足の冷感やしびれで発症する末梢動脈疾患には外科手術のみならず、短期入院でカテーテルによる血管内治療を実施。不整脈に対するペースメーカー治療では道内屈指の症例数を誇る。
　腎臓専門医を配置し、健診で尿検査異常を指摘された患者の2次検診や末期腎機能障害に対するきめ細かい維持透析管理も行う。このほかにも専従の理学療法士5人で、心不全の再発予防と社会復帰に向けた心臓リハビリテーションに力を注ぐほか、心臓病の大きなリスクとなることが分かってきた睡眠時無呼吸症候群に対する1泊2日での精密検査も行う。
「当病院の強みは循環器内科医、心臓血管外科医、腎臓内科医が密接に連携して多様な医療を提供しながら、風通しのいい院内コミュニケーションにより患者さまへ最適で迅速な対応ができることです。これからも、地域になくてはならない病院として貢献できるよう努力してまいります」（山田陽一院長）。