医療を創造し発信する、
民間病院発の地域医療への挑戦
生活習慣病に対応する内科全般を中心に、予防・啓蒙、診断、治療まで一貫して行う、旭川市における中核病院。263床の病院のほかに独自の健診部門、老人保健施設などの福祉施設も展開し、総合的な医療サービスを提供する。
2024年4月、新たに迎えた吉田遼平副院長を中心とした臨床研究センター「K-LAB」を開設。8月には旭川市内の民間病院として初めて「文部科学省科学研究費助成事業指定研究機関」に承認された。これにより「民間からも研究を行える時代」を実現。「例えば北海道でも、地方と都市では地域差が出て、一律の治療を提供することが難しいのが現状です。今後医療に携わっていく者として、現場に見合った医療を正しい知識で届けたい」と吉田副院長は語る。「研究のための研究ではなく、患者さんの診療に役立つ研究です。がん治療と予防医療を柱に、患者さん一人一人に寄り添い、地域医療の発展に貢献する研究を目指しています」。同センターでまとめたデータが全国に配布される製薬会社のリーフレットにも採用されるなど、実績も上げている。
また、経済産業省が実施する「健康経営優良法人2025(大規模法人部門)」で、慶友会グループとして認定を受け、21年から5年連続の快挙となる。これは従業員の健康管理を経営的な視点で考え、戦略的に取り組んでいる法人を顕著する制度であり、「人は財産」と謳う吉田良子理事長の理念が定着している証しとなった。
馬場勝義院長は「総合医療の体制を強化し、未来を担う存在である吉田副院長が「K-LAB」を設立したことで、内科専門に特化しつつあります。『健康創造』を理念に掲げ、慶友会グループ全体で『地域の皆様の生涯を通じた健康管理』に努めます」と話す。
2024年4月、新たに迎えた吉田遼平副院長を中心とした臨床研究センター「K-LAB」を開設。8月には旭川市内の民間病院として初めて「文部科学省科学研究費助成事業指定研究機関」に承認された。これにより「民間からも研究を行える時代」を実現。「例えば北海道でも、地方と都市では地域差が出て、一律の治療を提供することが難しいのが現状です。今後医療に携わっていく者として、現場に見合った医療を正しい知識で届けたい」と吉田副院長は語る。「研究のための研究ではなく、患者さんの診療に役立つ研究です。がん治療と予防医療を柱に、患者さん一人一人に寄り添い、地域医療の発展に貢献する研究を目指しています」。同センターでまとめたデータが全国に配布される製薬会社のリーフレットにも採用されるなど、実績も上げている。
また、経済産業省が実施する「健康経営優良法人2025(大規模法人部門)」で、慶友会グループとして認定を受け、21年から5年連続の快挙となる。これは従業員の健康管理を経営的な視点で考え、戦略的に取り組んでいる法人を顕著する制度であり、「人は財産」と謳う吉田良子理事長の理念が定着している証しとなった。
馬場勝義院長は「総合医療の体制を強化し、未来を担う存在である吉田副院長が「K-LAB」を設立したことで、内科専門に特化しつつあります。『健康創造』を理念に掲げ、慶友会グループ全体で『地域の皆様の生涯を通じた健康管理』に努めます」と話す。

- 理事長/吉田 良子氏
- フェリス女子学院大学英文科卒業。吉田病院事務長、医療法人社団慶友会副理事長を経て、2013年11月理事長

- 院長/馬場 勝義氏
- 旭川医科大学卒業。1995年より吉田病院にて勤務。06年在宅医療福祉センター長。11年副院長を経て2019年より現職。日本内科学会認定総合内科専門医。日本消化器病学会専門医

- 副院長兼臨床研究センター所長/吉田 遼平氏
- 日本大学医学部卒業。ハーバード大学ダナ・ファーバー癌研究所(ポスドク)を経て、2023年より吉田病院にて勤務(常勤)。24年臨床研究センター開設、副院長、臨床研究センター所長就任。医学博士

- 副院長/石黒 俊哉氏
- 札幌医科大学卒業。2007年吉田病院人工腎臓センター長。11年より現職。日本透析医学会専門医・指導医。日本腎臓学会腎臓専門医・指導医。医学博士

- 副院長兼医局長/武田 寛樹氏
- 旭川医科大学卒業。2020年副院長就任。心臓リハビリテーション指導士。日本循環器学会認定循環器専門医。人間ドック健診専門医・指導医。日本医師会認定健康スポーツ医