歯周病・口腔がん検診などを通じ
口腔内の健康を保つことに努める
予防と機能回復に重点を置き、審美性にも積極的に取り組む診療姿勢に、地域住民が厚い信頼を寄せる。「日頃から予防に努めていただく中で、治療が必要になった場合でも侵襲を最小限に抑えることが重要だと考えています。機能回復への取り組みは食生活の改善を促し、ひいては老化防止へつなげようというもので、同時に審美性を高めることが当院の理想なのです」と矢口享史院長。歯周病予防への意識も高く「歯周病菌に対する免疫系による影響で、心臓病、脳卒中、糖尿病や低体重出産など悪い影響を及ぼす場合があり、定期的な歯周病検査と必要に応じた治療をお勧めします。近年では歯周病菌の毒素がアルツハイマー病の原因とされる脳の『ゴミ』を増やし、認知症の症状が悪化することが解明されています」と話す。また「患者様の中には病気やけがのため通院できない方もいらっしゃるようです。今後は往診にも力を入れたい」と矢口院長。月2回の北大の専門医による診療や総合病院との連携体制も整えている。
- 院長/矢口 享史氏
- 1988年日本歯科大学新潟歯学部卒業。その後東京都内歯科医院で6年間勤務、2002年藍歯科クリニック開院。顎咬合学会、旭川インプラント研究会会員