地域医療支援と高度急性期医療に尽力
高齢者医療の新たな地域連携も目指す
旭川赤十字病院は、救急医療を主体とする高度急性期病院で、地域医療支援病院、北海道がん診療連携指定病院、地域災害医療センターほか、道北地域唯一の肥満症に対する減量手術の認定施設にもなっている。また道内初の救命救急センターにも指定され、基地病院である道北ドクターヘリは日本で最も広い運航圏を持つ。さらに脳卒中診療は全国有数の症例数と高い診療実績を維持。2022年からはロボット手術やAI診断も導入し安全で高度な医療を実践。24年には乳腺外来を設置し乳がん診療を充実させ、乳房再建術も開始。健診センターでは一般内科健診やがん検診、アンチエイジング検診、脳ドックや認知症検診も実施。認知症患者の要望に応え24年から新たな認知症治療薬にも対応。
一般外来診療は紹介受診重点医療機関として地域の医療機関からの紹介患者を中心に対応。「旭川赤十字病院に紹介したい・受診したいが専門診療科を特定できない」場合に対応するため、21年に受け入れ窓口として総合診療科を開設。救命救急ホットライン・地域連携ホットライン・脳卒中ホットライン・皮膚科ホットラインを設置し、緊急性の高い患者の迅速で円滑な受け入れにも努めている。
また医師会を事業主体に市内5つの公的病院の診療情報が一元管理された「たいせつ安心i医療ネット」を活用し、地域開業医と協力し「地域内1カルテ」を目指す。さらに医療と介護の連携で高齢者の急性期から慢性期、在宅まで一貫した地域連携体制の構築と、主治医の役割を持つ“かかりつけ医”の定着に取り組む。「高齢患者さんの中には既往症や治療歴を説明できない方もいます。その方の全体像を把握してくれる“かかりつけ医”が定着する環境づくりにも努めます」(牧野憲一院長)。
一般外来診療は紹介受診重点医療機関として地域の医療機関からの紹介患者を中心に対応。「旭川赤十字病院に紹介したい・受診したいが専門診療科を特定できない」場合に対応するため、21年に受け入れ窓口として総合診療科を開設。救命救急ホットライン・地域連携ホットライン・脳卒中ホットライン・皮膚科ホットラインを設置し、緊急性の高い患者の迅速で円滑な受け入れにも努めている。
また医師会を事業主体に市内5つの公的病院の診療情報が一元管理された「たいせつ安心i医療ネット」を活用し、地域開業医と協力し「地域内1カルテ」を目指す。さらに医療と介護の連携で高齢者の急性期から慢性期、在宅まで一貫した地域連携体制の構築と、主治医の役割を持つ“かかりつけ医”の定着に取り組む。「高齢患者さんの中には既往症や治療歴を説明できない方もいます。その方の全体像を把握してくれる“かかりつけ医”が定着する環境づくりにも努めます」(牧野憲一院長)。
- 院長/牧野 憲一氏
- 1979年旭川医科大学卒業。日本脳神経外科学会、日本脳卒中学会、日本救急医学会各専門医。日本医師会認定産業医など。日本病院会常任理事。医学博士