地域医療支援と高度急性期医療に尽力
高齢者医療の新たな地域連携も目指す
旭川赤十字病院は、救急医療を主体とする高度急性期病院で、地域医療支援病院、北海道がん診療連携指定病院、地域災害医療センター、道北地域唯一の肥満症に対する減量手術の実施可能施設でもある。道内初の救命救急センターに指定され、基地病院である道北ドクターヘリは日本最大の運航圏を持つ。また脳卒中診療は全国有数の症例数と高い診療実績を維持。ロボット手術やAI診断も導入し安全で高度な医療を実践。2024年には乳腺外来を設置し乳がん診療の充実と乳房再建術も開始。健診センターでは一般内科健診やがん検診、アンチエイジング検診、脳ドックや認知症検診も実施。24年から新たな認知症治療薬を採用し、多くの患者に対応するため神経内科外来を25年2月移設拡充。
一般外来診療は紹介受診重点医療機関として地域医療機関からの紹介患者を中心に対応。救命救急・地域連携・脳卒中・皮膚科の各ホットラインを設置し、緊急性の高い患者の迅速で円滑な受け入れも実施。24年12月に外来フロアをリニューアルし、消化器内科・循環器内科・21年に開設した総合診療科(院内標榜)を移転。外来心臓リハビリテーション室を新設し、心疾患治療の重要なケアも可能となった。
医師会を主体に市内5つの公的病院の診療情報が一元管理された「たいせつ安心i医療ネット」を活用し、地域開業医と協力して「地域内1カルテ」と、医療と介護の連携で高齢者の急性期から慢性期、在宅まで一貫した地域連携の構築と、主治医の役割を持つ“かかりつけ医”の定着に取り組む。
「患者さんの中には既往症や治療歴を説明できない方もいます。その方の全体像を把握する“かかりつけ医”が定着する環境づくりにも努めます」(真名瀬博人院長)
一般外来診療は紹介受診重点医療機関として地域医療機関からの紹介患者を中心に対応。救命救急・地域連携・脳卒中・皮膚科の各ホットラインを設置し、緊急性の高い患者の迅速で円滑な受け入れも実施。24年12月に外来フロアをリニューアルし、消化器内科・循環器内科・21年に開設した総合診療科(院内標榜)を移転。外来心臓リハビリテーション室を新設し、心疾患治療の重要なケアも可能となった。
医師会を主体に市内5つの公的病院の診療情報が一元管理された「たいせつ安心i医療ネット」を活用し、地域開業医と協力して「地域内1カルテ」と、医療と介護の連携で高齢者の急性期から慢性期、在宅まで一貫した地域連携の構築と、主治医の役割を持つ“かかりつけ医”の定着に取り組む。
「患者さんの中には既往症や治療歴を説明できない方もいます。その方の全体像を把握する“かかりつけ医”が定着する環境づくりにも努めます」(真名瀬博人院長)

- 院長/真名瀬 博人氏
- 1989年北海道大学医学部卒業。2025年4月より現職。日本外科学会専門医。日本消化器外科学会認定医。消化器がん外科治療認定医。日本乳癌学会乳腺専門医ほか。医学博士