公立病院として患者に寄り添った良質な医療、最先端医療を提供
同病院は「患者さん中心の医療」を基本理念に、上川中部2次医療圏で唯一の市立病院としての責任を果たすべく、地域住民の命と健康を守るため職員一丸となり医療に取り組んでいる。
2020年からの新型コロナウイルス感染症では、第2種感染症指定医療機関として、多くの患者の診療を行ってきた。新興・再興感染症発生も見据え、外来・検査・入院を一つの建物内で完結する「感染症センター」を22年に開設し緊急事態に備えている。
救急医療に関しては、2次救急のほか、小児科1次救急および夜間急病センターでの1次救急を担っている。循環器系は、1971年に道内初のCCU(冠疾患集中治療室)を開設し、内科・外科診療の実績が多く、現在は循環器病センターとして3次救急相当の高度な医療まで展開している。
地域がん診療連携拠点病院として精力的にがん診療にも取り組んでいる。23年に患者の負担を軽減できる最新鋭の放射線治療装置を導入し、ロボット手術も外科・泌尿器科で実績を重ね良好な成績を上げている。血液内科では、認定施設として造血幹細胞移植を行っており、歯科口腔外科と耳鼻咽喉科では連携して口腔がんや頭頸部がんの手術に取り組んでいる。消化器内科では、多くの内視鏡治療のほか、難治性の炎症性腸疾患に対するIBDセンターも開設されている。
精神神経科では、公的病院としては市内で最も多くの患者を受け入れており、身体疾患を合併する場合には全診療科と連携して診療にあたっている。
最先端の医療提供が可能な道北の基幹病院としての責任を継続的・発展的に果たす「最後の砦」として、市民や地域の医療機関からの信頼を得るよう努めている。
2020年からの新型コロナウイルス感染症では、第2種感染症指定医療機関として、多くの患者の診療を行ってきた。新興・再興感染症発生も見据え、外来・検査・入院を一つの建物内で完結する「感染症センター」を22年に開設し緊急事態に備えている。
救急医療に関しては、2次救急のほか、小児科1次救急および夜間急病センターでの1次救急を担っている。循環器系は、1971年に道内初のCCU(冠疾患集中治療室)を開設し、内科・外科診療の実績が多く、現在は循環器病センターとして3次救急相当の高度な医療まで展開している。
地域がん診療連携拠点病院として精力的にがん診療にも取り組んでいる。23年に患者の負担を軽減できる最新鋭の放射線治療装置を導入し、ロボット手術も外科・泌尿器科で実績を重ね良好な成績を上げている。血液内科では、認定施設として造血幹細胞移植を行っており、歯科口腔外科と耳鼻咽喉科では連携して口腔がんや頭頸部がんの手術に取り組んでいる。消化器内科では、多くの内視鏡治療のほか、難治性の炎症性腸疾患に対するIBDセンターも開設されている。
精神神経科では、公的病院としては市内で最も多くの患者を受け入れており、身体疾患を合併する場合には全診療科と連携して診療にあたっている。
最先端の医療提供が可能な道北の基幹病院としての責任を継続的・発展的に果たす「最後の砦」として、市民や地域の医療機関からの信頼を得るよう努めている。
- 院長/石井 良直氏
- 1985年旭川医科大学医学部卒業。同大学第1内科入局。2014年市立旭川病院副院長などを経て、23年より現職。日本循環器学会、日本心血管インターベンション治療学会各専門医ほか