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　各種腫瘍の手術をはじめ、臨床教授を兼務する札幌医科大学と密接に連携して高度先進医療にも携わっている水元久修院長。不妊を起こす病気でもある子宮内膜症の治療や、子宮頸がんの予防に力を入れ、必要に応じてレーザー治療も実施し、手術が必要な場合は連携病院に紹介する。基幹病院との連携もより強化され、迅速な対応が可能であることも強みである。
　特に不妊治療に力を入れ、通常のタイミング法、人工授精、体外受精で好成績を上げているほか、基礎疾患や合併症、年齢的なリスクを抱える重症不妊の妊娠成立にも尽力。苫小牧市内はもとより、近隣からも患者が数多く訪れる。産科では妊娠診断をし、リスク評価を行ったうえで妊娠4カ月前後に分娩取り扱い施設を紹介する。
　また、避妊目的の低用量ピル（OC）に加え、月経困難症に対して保険適用となる低用量ピル（LEP）を組み合わせ、子宮内膜症の予防をはじめ、月経前症候群（PMS）や、月経前気分不快障害（PMDD）の治療、卵巣腫瘍や卵巣がん、子宮体がんのリスク回避など、さまざまな病気の予防にも積極的に取り組み、OC／LEPが適応外となる年齢や症例に対しては、ホルモン補充療法（HRT）を行う。
　アンチエイジングを目的として、プラセンタ療法、高濃度ビタミンC点滴などの点滴療法も実施。道内でも数少ない点滴療法研究会認定点滴療法士が在籍し、専門性の高い点滴治療を実践し、さまざまな悪性腫瘍に対する有効な補助療法としても効果を上げている。
「思春期、性成熟期、更年期、老年期と、それぞれに応じた治療と予防を通じて、全ての年齢の女性の健やかで楽しく暮らせるライフステージをサポートします」と、水元院長は話す。