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　2023年11月に開院30年目を迎えた菊地内科・呼吸器科。23年4月からは菊地弘毅前院長（理事長）の医療方針を引き継ぎ、菊地英毅新院長と菊地順子副院長の2人体制で診療を行っている。「開院当初から一貫してきたことは、常に『身内が病気になったときの気持ち』で、『患者さんにとって何が一番いいのか』を考え、診療にあたるということです。これまで同様、患者さんとのコミュニケーションを大切にし、専門知識に基づいた丁寧で的確な診療を提供することはもちろん、病気と同時に、その背景にあるものを探り、患者さん自身を診ることを心掛け、地域の皆さんに信頼され、愛されるクリニックを目指し、日々努めてまいります」と菊地院長は話す。
　診療は内科全般にわたり幅広く対応し、特に院長・副院長の専門分野である呼吸器疾患の診療では、肺がんやCOPD（慢性閉塞性肺疾患）、気管支ぜんそくや肺気腫などの早期発見・治療に力を入れる。「特に当院は、急な発熱や、つらい咳などで“苦しい”と訴えられる患者さんが多く受診されます。予約制ではないため、お待たせすることもあるかもしれませんが、できる限り患者さんのつらい症状を早く解消してあげられるよう心掛けてまいります」と話す。
　また、「特に病気ではないが体調が思わしくない」「健康にちょっと不安がある」といった人に対する院内検査も充実。咳の診断に有効な呼気NO（一酸化窒素）濃度測定器、動脈硬化の有無を判定する血圧脈波検査装置、各臓器の動きや血流異常など広範囲な検査が可能な超音波検査装置、電子内視鏡やHbA1c迅速測定器なども完備。近隣総合病院との連携も密で、CT検査などの精密検査や専門医療が必要な場合も安心の診療体制が整い、地域の信頼も厚い。