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医療法人 航和会
脳神経外科おたる港南クリニック

脳神経外科・リハビリテーション科

オーソモレキュラー栄養療法で
疾患や症状の予防・改善を目指す

現代人に多い質的栄養失調状態を
医薬品に頼らず根本的に治療
 脳梗塞や脳出血などの脳血管障害に対する急性期治療ほか、専門医療を提供する脳神経外科おたる港南クリニック。地域の要望を積極的にくみ取り、柔軟な姿勢で診療に取り組んでいるのが特徴だ。
 中でも疾患の予防・改善のために導入しているのが、医薬品に頼らない根本治療といわれるオーソモレキュラー栄養療法(分子整合栄養療法)だ。「現代人は質的栄養失調状態にあることで、体調不良やさまざまな疾患を引き起こしています。不足している栄養素を医療用サプリメントで補充し、本来持っている自然治癒力を高めることで疾患の予防・改善を目指すのがオーソモレキュラー栄養療法です」と語るのが末武敬司理事長。
 例えば「健康診断では異常がないのに、なんとなく体調が悪い」「体調不良の原因が分からず、心療系の疾患と言われた」といったように原因が特定できない体調不良を訴える人は多い。これらの原因には栄養障害が関係しており、適切な栄養素を補うことで体調不良が改善するという考え方だ。
 末武理事長は「飽食と言われる現代は食べ物が豊富にあるものの、糖質過剰の一方、タンパク質やビタミン、ミネラルが不足しやすい。食生活に気を遣っているという患者さんもいますが、栄養が偏っていることも少なくありません」と警鐘を鳴らす。
 検査方法は、主に問診と血液検査。結果に基づいて治療方針を立て、必要なサプリメントの提案を行う。その後、経過観察をし、軌道修正しながら体調の改善を目指していく。体調不良にもいろいろあるが、オーソモレキュラー栄養療法の対象は、慢性疲労、睡眠障害、花粉症やぜんそく・アトピー性皮膚炎などのアレルギー性疾患、慢性的な頭痛、男性更年期障害(LOH症候群)、物忘れや認知症の予防や軽減、ウイルス感染症対策、肥満(ダイエット)、副腎疲労、反応性低血糖、など。がん補助治療や育毛などの相談にも応じている(全て自由診療、完全予約制)。
 またオーソモレキュラー栄養療法に基づいた生化学的知識を用い、安全・確実・継続的に行えるバイオケミカルダイエットも実践。若い女性に多い潜在性鉄欠乏症、新型コロナウイルス感染症関連後遺症に対しても医療用サプリメントを用いた治療を行っている。
 末武理事長は、オーソモレキュラー・ニュートリション・ドクター講座を修了した道内でも数少ない医師の一人。オーソモレキュラー栄養療法が現代人の健康に寄与していくと確信しており「医学や医療を大きく転換し、難病など完治が容易ではない疾患の治療も発展させていく可能性がある。もちろん、当院の専門分野である脳血管障害も高血圧や高脂血症、糖尿病といった生活習慣病が起因となっていることが多い。これらの疾患・症状の予防にも貢献していく」と語る。詳しくは同院のオーソモレキュラー栄養療法専用WEBサイトを(下記記載)参考にしてほしい。
治療からリハビリ、在宅医療で
社会への早期復帰を継ぎ目なく支援
 同院が標榜するのは脳神経外科とリハビリテーション科の2科。末武理事長を筆頭に4人の日本脳神経外科学会認定専門医がおり、高度かつ専門的な治療を迅速かつ的確に提供している。特に注力しているのが疾患予防だ。高齢者の比率が高い小樽市の特性に沿って、生活習慣病をはじめとする慢性疾患や基礎疾患を考慮しつつ、一人一人の患者の背景までを見据えて、疾患予防の重要性を丁寧に説明している。
 脳血管障害におけるリハビリテーションを早期に行う体制も構築する。末武理事長は「身体的・精神的な障害を最小限にするために、迅速かつ適切な治療開始が不可欠です。早期の段階から集中してリハビリを行うことで、早期の家庭復帰、社会復帰につなげることができます。そのため、医師や看護師のほか、理学療法士(PT)、作業療法士(OT)、言語聴覚士(ST)といった経験豊富な専門スタッフが連携して徹底的にサポートすることが重要です。もちろん、施設規模や要員体制の拡充も恒常的に行っています」と語る。
 また継ぎ目のない支援を実現するために、訪問診療や訪問リハビリテーションなどの在宅医療も提供。機能訓練だけではなく、室内での安全な移動やトイレ動作などの日常動作訓練などで退院後の生活もサポートしている。
理事長・院長/末武 敬司
1989年札幌医科大学医学部卒業。2004年開院。医学博士。日本脳神経外科学会認定専門医。オーソモレキュラー ニュートリジョン・ドクター。日本ボクシングコミッション コミッション・ドクター
副院長/柴田 和則
1990年札幌医科大学医学部卒業。2007年より現職。日本脳神経外科学会認定専門医
副院長/村山 直昭
1993年札幌医科大学医学部卒業。2010年より現職。日本脳神経外科学会認定専門医。日本脳卒中学会認定専門医
医師/本田 修
1988年札幌医科大学医学部卒業。2022年より現職。日本脳神経外科学会認定専門医。日本脳卒中学会認定専門医

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