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　弥生新道沿いに2019年7月1日に開院した、サンタさんこどもクリニック。院名を決めた理由は、「子どもやお母さんから『サンタさんに行こう』と、明るく呼んでもらいたかったから」と話す大久保淳院長。小児がんや白血病の治療を中心に、神奈川県立こども医療センターをはじめ道内外で20年以上にわたり小児医療の経験を積んできた。「祖先が帯広に入植し、私で5代目になります。ルーツのある十勝の子どもたちとお母さんの健康を守り、地域に貢献できるよう、『One for all, All for one（一人はみんなのために、みんなは一人のために）』の精神で、スタッフ一丸となって、子どもたちの笑顔を増やしていきたいと思っています」と開院の抱負を語る。
「サンタさんの3つの約束」を基本理念として掲げ、病気にかからないよう手助けをする「ふせぐ医療」、うつらない・うつさない工夫で「まもる施設」、「最新の知識」で最適で安心の治療を届けることを目指している。中でも院内感染予防は徹底され、一般外来診療と健診・予防接種の入り口を2つに分け、それぞれに待合室と診察室を設置。水ぼうそうなどの疑いがある子ども専用の隔離診察室も備えている。
　院内は、女性のインテリアコーディネーターにより明るく、リラックスできる空間を演出。大きな水槽や絵本コーナー、キッズスペース、フリーWi-Fiや充電用コンセントも設置され、子どもと保護者も快適に過ごせる配慮が随所に見られる。また、「お待たせしない診療」を目指し、「近隣町村からも時間の目安を持って来院できるように」と、WEBや電話での予約システムも導入。「これまでの経験を生かし、感謝の心で十勝に尽くします。気軽にご来院ください」と大久保院長は話す。