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　やしま内科クリニックは、最近注目されている胃食道逆流症GERD（逆流性食道炎）などで通院する患者も多く、消化器を中心に、高血圧や糖尿病などの生活習慣病にも積極的に取り組むなど、内科全般にわたり患者本位の医療を徹底する“患者にやさしいクリニック”を目指している。
　さらに、電子カルテと画像ファイリング・システムを開院時より導入し、医療の質の向上と効率化を図っているのも同クリニックの特徴。診察室と各検査室、事務室はネットワークで接続され、カルテ情報やレントゲン・バリウム・エコー・内視鏡画像・心電図の全ての患者データがデジタル管理され、再診時の診断・患者への説明などにも活用される。診察室には患者用のモニター画面も設置され、「目で見て分かりやすい説明」を心掛けている。必要に応じて検査結果をプリントアウトして患者に渡すなど、インフォームドコンセントを徹底する。
　八島秀則院長は「電子機器の導入によって、患者さんの負担にもなる待ち時間を減らすとともに、院内システムの効率化を図り、その分、患者さんのお話を伺う時間を十分に増やしたいと思っているのです」と話す。
　また、「高齢化を反映して高血圧・糖尿病・高脂血症といった内科疾患と、腰痛・骨粗しょう症・骨折などの整形外科疾患の合併が非常に多いです」と話し、メディカルビル1階の札幌整形外科との連携にも力を入れる。内科と整形外科の両方を一緒に受診するケースの多い高齢患者にとってその利便性は高く、好評である。
　このほか、手稲渓仁会病院や北海道医療センター、札幌東徳洲会病院など、市内11カ所の医療機関との連携体制も整い、安心して頼れる医療環境が提供される。