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　2017年に開院した「さっぽろ西野二股整形外科」。「整形外科医である前に『良き整形内科医』であることを目指す」という信念のもと、保存療法を第一選択として薬物療法や神経ブロック、関節注射、理学療法士を中心としたリハビリ療法を実施している。
　質の高い医療を身近に感じられるクリニックを目指す上野栄和院長は次のように話す。「整形外科で扱う疾患は、切り傷、打撲、捻挫、骨折などの外傷や、肩・股・膝などの関節痛、ヘルニアや脊柱管狭窄症による下肢神経障害など多岐にわたります。そのため私たちは幅広い知識と正確な診断・治療に努めていますが、医療の進歩とともに治療法が年々高度になり、一人の医師が全ての疾患において最新の医療知識で対応することが困難です。しかし、当院では脊椎・膝・肩・手・リウマチの各専門医の診察が可能であり、診断の難しい症例や高度な手術法まで幅広く対応が可能です」（上野院長）。
　同院では保存療法を基本としているが改善が見られない場合には、必要に応じて手術療法の選択も可能。肩の専門医である上野院長や、脊椎脊髄病外科指導医の井本理事長ほか膝など各専門医がそろい、最先端の高度な医療が提供される。22年にリウマチと手の外科の専門医、23年にスポーツ整形専門医も加わり、より充実した診療体制となった。手術は豊平区役所前にある「りしん会整形外科病院」（51床完全個室）で行われ（送迎あり）、「傷の小さな手術」で負担が少ない最小侵襲手術を実施する。
　また、リハビリ療法は理学療法士が中心となって、きめ細やかなサービスを提供する体制も完備。「当院では、MRIなどを完備し、スポーツ系に強いリハビリスタッフもおりますのでお気軽にご相談ください」と上野院長は話す。