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　西野8条8丁目バス停前の「ひしかわ内科クリニック」。菱川法之院長は「最大の医療サービスは、的確な診断を行い、適切な治療を行うこと」と考え、患者の立場に立った診療を貫いている。「患者さんとの対話を特に重視し、話をよく聞くことが的確な診断に結びつきます」と話すように、院内は家庭的で話しやすい雰囲気だ。
　特に菱川院長は心療内科の経験もあり、メニエール病やぜんそく、リウマチ、腰痛などの疾患で「治らないと諦めていた病気が良くなった」と評判で、遠方から通院する患者も多い。また、大学時代には血液検査でがんの早期発見をする「腫瘍マーカーの遺伝子配列」を専門に研究し、血液検査や生化学検査を重視。「特に“正常値内の異常”を読んでいくことも大切で、風邪で検査をした結果、がんが発見されたことが何度かあります。常に注意深く診察し小さな異常にも気付くように心掛けています」と話す。
　院内には生化学検査、X‐ray・脈波計測、超音波診断装置、経鼻内視鏡などの診断機器をそろえ、迅速な診断体制を重視。より専門的な治療や入院が必要な場合は、北大、札医大、北海道医療センター、手稲渓仁会病院など、各臓器、疾患別に紹介先病院を確保し、スピーディーな病診連携を実施している。
　さらに、リハビリ領域では腰痛や頸椎症、脊柱管狭窄症などにおけるマイクロタイザーやソフトレーザー治療を実施。神経学、心療内科学に基づいて本来の機能に戻すメンタルケア、総合ケアにも対応。ストレスに起因したさまざまな疾病に対する漢方療法や男性・女性の高齢化にともなう疾患にも精通する。最近では、新型コロナウイルス感染症の後遺症に対する漢方処方も行い好評を得ている。