北海道、札幌市、旭川市、滝川市、苫小牧市、岩見沢市、函館市の病院情報
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　1980年の開業以来、「患者様と家族の立場に立った医療」をモットーに、整形外科疾患全般において地域医療に貢献。各部位の疾患を分野別の専門医が診察する体制を整え、患者の状態に合わせた適切な治療を提供している。
　特に、変形性膝関節症の治療においては、高度専門医療の再生医療（APS療法＝患者自身の血液から成長因子や細胞を抽出し、患部に直接投与することで、炎症の抑制と治癒が期待できる治療法）を導入。従来の薬物などによる保存療法と手術療法に加え、新たな治療を提供している。また、膝人工関節手術では、手術支援ロボット（ナビゲーションシステム）を導入し、安全かつ正確な手術を提供することで、患者の早期社会復帰を目指している。
　また、肩腱板断裂、肩関節周囲炎（四十肩・五十肩）、反復性肩関節脱臼、変形性肩関節症といった肩関節疾患においても、肩関節専門医による関節鏡視下での最小侵襲手術に力を注ぐ。このほか、手や肘の障害・外傷に対しても低侵襲手術を提供。リウマチ専門医も在籍し、薬物療法や、関節の変形に対する手術療法も行っている。
　リハビリテーションにも力を入れ、広いリハビリ室にはレッドコードや各種最新機器を備え、リハビリスタッフをはじめとする関連職種が連携し、急性期から回復期、外来まで幅広いリハビリに対応。早期の回復と社会復帰に取り組んでいる。また、2023年10月より、回復期病棟では休日でもリハビリを提供できる体制となり365日リハビリ治療が可能となった。
「今後も医療情勢の変化に合わせ高度医療技術の研さんと、地域の皆様が安心して暮らしていくお手伝いができるよう、看護・介護の提供に努力してまいりたいと思います」（佐藤直一理事長）。