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　日本泌尿器科学会の専門医・指導医の院長が「自分や家族が受けたい医療の提供」を信念として2012年開院。患者増にともない、17年からは毛利医師を迎え、医師2人体制で診療を行う。
｢泌尿器科の病気は内科をはじめ他の診療科と並行して治療が必要という場合が多い。例えば、生活習慣病から夜間頻尿になり、両方の治療が必要な場合などがその例です。専門医としての正確な診断・診療はもちろんですが、患者さんの体全体を診て、その遠因となっている病があるかどうかを診断することも必要です」と、総合診療を目指すに至った経緯を話す橋本晃佳院長。
　それには、循環器科や麻酔科、道内各地の基幹病院での救急医療の経験が大きいという。
　広々とした院内には、プライバシーに配慮した2つの診察室とそれに付随した待合室、マルチスライスCT、最新式エコーや血管年齢ドック・肺年齢ドックに対応できる最新の機器を導入した検査室、処置室、前立腺がんの精密検査（日帰り生検）や包茎手術のための内視鏡・手術室を設備している。
　専門である夜間頻尿や尿失禁、前立腺肥大症、前立腺がん、膀胱炎、性感染症、おねしょ外来などの泌尿器疾患をはじめ、急な発熱、腹痛、高血圧や糖尿病、脂質異常症などの生活習慣病、ED、AGAなどの治療、メタボ検診など各種健康診断にも対応。
　また、男性更年期障害（LOH症候群）や痛風の専門的な診断・治療を求めて、道内各地から患者が集まっている。入院加療をはじめとして各病院との密接な連携も万全である。
「患者さんの『安心した。先生の説明よく分かった』という笑顔に、自分もうれしくなります」と橋本院長は話す。