北海道、札幌市、旭川市、滝川市、苫小牧市、岩見沢市、函館市の病院情報
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　新札幌パウロ病院は「患者さんの目線で優しい医療を」を理念とし、スタッフ一人一人が患者の立場に立った良質かつ適切な医療・介護サービスを提供している。病床数は回復期リハビリテーション病棟108床、医療療養病棟174床、特殊疾患病棟60床、障害者施設等一般病棟51床の計393床を有し、近隣地域はもとより道内各地から患者が訪れている。
　特殊疾患病棟および障害者病棟では、神経難病患者や重度の意識障害のある患者など長期間治療が必要となる患者が入院しており、障害者病棟では重度の肢体不自由者の受け入れも行っている。特に神経難病患者には非常に手厚いリハビリを実施し、呼吸不全などで人工呼吸器を必要とする患者も入院可能だ。また、院内に透析室を設置し、透析治療が必要な入院患者への透析治療も実施している。
　回復期リハビリテーション病棟は、リハビリ専門医や看護師、理学療法士、作業療法士や薬剤師を含めた全職種の医療スタッフによるチーム医療が充実。患者の早期在宅復帰を目指している。また回復期リハビリ病棟と外来、通所リハビリ、訪問リハビリの各部門が入院中から在宅復帰まで、患者・家族を孤立させず切れ目のないフォローができるようにと「札幌リハビリテーションセンター」を運営している。
　これらにあわせ、患者が住み慣れた地域で安心して療養生活が送れるよう、デイサービスセンターや訪問看護ステーションなど在宅支援体制を充実させている。診療では最新の内視鏡やCT、超音波診断装置など各種検査機器を備え、迅速な診断を実施しているのも特徴だ。
　このように地域のニーズに柔軟に対応できる体制を取りながら、地域医療を支えている。