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　一つの歯科医院で小児歯科と矯正歯科の専門分野が連携しながら、より高度な診療を提供し、長年にわたって地域から信頼されている。2023年4月からは非常勤だった上原静香医師が常勤医として着任し、新たに「医療法人Ciao（チャオ）」として生まれ変わった。「チャオはイタリア語で親しい間柄で交わされる挨拶の言葉。今後とも地域から親しまれるクリニックでありたいとの思いを込めました」と、山﨑毅院長は話す。
　同院の最大の目標は、0歳から定期的に通院することで、虫歯の予防をはじめ、適切な時期に矯正治療を開始するなど、虫歯のない、きれいな歯並びと噛み合わせによる健康な生活の実現にある。「中でも矯正治療の目的は、見た目の美しさはもちろん、一生自分の歯で噛んでいくための土台づくりにあります。矯正治療の期間は長期にわたることが多いため、患者様との信頼関係を重視し、可能な限りご要望に沿った治療の提供を目指しています」と話す。院内には専用の相談ルームを設け、患者の相談や要望はしっかりと時間をかけて聞き、その上で最適な治療法を提案し、患者が納得する治療を提供する。また、できる限り歯を抜かない治療を目標に幼児期からの矯正治療に力を入れ、成長と歯の生えかわりを利用する拡大床やマウスピース型矯正装置「インビザライン・ファースト」などの最新治療も積極的に導入している。
　院内には歯科用CT、被ばく線量が最小限のデジタルレントゲンやスキャナーなどの最新医療機器を完備。感染予防にも力を入れ、医療器具それぞれに適した3種類の滅菌器を導入し、歯を削る器具類は患者ごとに滅菌されたものを使用。手袋も毎回交換するなど、消毒・滅菌を徹底し、安心・安全な診療環境を提供している。